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アインシュタインより愛を込めて、感想

お久しぶりです。今回は初めての感想の記事です
前々から書きたいなーと思いつつ中々腰を上げられなかったのですが、遂に上げることが出来たのでネタバレはせず軽ーく個別ルートについての感想を書いていこうかなと思います

共通ルート

はい、まずは共通ルートについてです。
まず主人公は''彗星病''という難病に悩まされており、それの影響により昔から入院生活が多く、人との関わりが薄く、「お前は人の心が分からない」と言われ続けていました。
そしてその彗星病の影響により学校で倒れてしまい、叔父であり担当医でもある慎二に入院を言い渡されます。
ですが、その彗星病について論文を出している有村ロミという女の子の存在を思い出し、そちらに助けを求めて、それでもダメならば入院するといった形で物語が始まります
そして、その治療の一環として科学特捜部なるものを設立しろと言われます。
部員は5人必要で、その募集する部員条件として''成績が最下位の人間''と、''あなたが一目惚れした人間''という奇妙な条件を付けられます。
人当たりは良く、棘が強い主人公に対しても気軽に話しかけてくれるがアホな片桐猛(非攻略対象)、主人公のマンションの隣の部屋に住んでおり、近くで飲食店を営んでいる新田忍、成績が最下位で、ボクシングに打ち込んでいる西野佳純、そして最後に主人公が一目惚れ(?)をした坂下唯々菜
そして主人公の5人で科学特捜部は無事開設。
これまでの過程やこれからどうやって主人公の難病は治療されるのか、そしてそもそも彗星病とはなんなのか。ここから物語が始まっていきます。

佳純ルート

ここからは個別ルートです。
まず私は攻略サイトを見ておすすめ攻略順(佳純→忍さん→唯々菜→ロミ)という順で行こうと思い、最初に佳純ルートへ。
内容としては、学生生活中ずっとボクシングに打ち込んでいるにも関わらず、地区予選すら突破できない佳純に主人公がコーチングをしてやる
と言ったところから物語が始まります。
長さとしては思っていたより短く、ミドルプライスらしいボリュームだったかなと。
科学うんぬん言ってるのに運動部モノのような雰囲気のルートでしたね
ちなみに、他ヒロインはほぼ出てきません(泣)

忍ルート

続いては忍さんルート。
内容としては、忍さんが営んでいるお店が経営難になったので主人公が手を貸してうんぬんみたいなお話
こちらも長さはあまりなかったのですが、結末がかなり心に来るものがありました。
それとここで終わるんかーい的な気持ちもありましたねw
まあ続編というかアペンドのアポロクライシスで補完してくれることを願いましょう
(追記)補完なかった!悲しいね!

唯々菜ルート

この物語も後半戦。唯々菜ルートです。
シナリオ的には上記二人のルートと比べるとかなり面白く感じられましたね。
何故か家族や友達が私の事を忘れることがある…と主人公に相談するところから始まります。
スポーツで勝てない、店が経営難、など現実味があるシナリオというよりはSFチックな物語で、彗星病の謎も少し明かされる興味深いルートでした。
こちらはラストあたりに忍さんルートの終盤で主人公に起こった事象についての話が出てくるので、確かにこの順番でやってよかったなーと思ったり
展開的にも後半、終盤戦と行った感じで一気に面白くなってきました!by唯々菜ルート読了直後の私

ロミルート

さあラスト、ロミちゃんルートです。
基本は唯々菜ルートと同じ流れですが、他ヒロインもちゃんと出てくるといった感じ。
途中からロミちゃんと主人公の過去についても少しづつ触れていっていきましたね
終盤に差し掛かると忍さん、唯々菜ちゃんルートをまとめて更に先へ行くような展開に。
そしてグランドルートへ…

グランドルート

ラスト、グランドルートです。
まず主人公とロミちゃんの過去について語られるところから始まります。
よく作中でも出ていた7年前について語られてどんどん謎や伏線の回収、ロミちゃんとなにがあって今に至るのか、と細かく語られていてとても面白いですね。
ロミちゃんルートもそうでしたが、他3ヒロインはミドルプライス程度の長さだったのに対し、こちらはかなり長く、フルプラ感のあるボリュームでした
個人的には終盤追い上げてくる作品は好きなのでとても満足のいくルートでした

完走した感想

ということで完走しました。
ロミちゃんルートからグランドルートにかけて一気に面白くなったせいで4~5時間くらい連続でやってしまいましたね…
シナリオを務める新島氏の作品は恋カケ以来2作目なのですが、物語に直接関係ないヒロインルートは短めでグランドルートに直結するヒロインのルートは長い、と流れが似ていて少し懐かしく感じましたね。
序盤から中盤にかけてはぶっちゃけ主人公の毒が強すぎてあまり人に勧めようとはならない作品でしたが、終盤の面白さは目を見張るものがあったので結果的には良い作品だったなという印象。
新しめの作品なのでCGも綺麗ですし、システム面もしっかりしているのですらすら読み進められましたね。
ただ、直接物語に関係はないヒロイン(佳純と忍さん)のルートは少し退屈だったかなーという印象はありますが、あまり長くないのでいつの間にか終わってたという感じもありました。
あくまで物語には関係ないだけでラストはちゃんと作品自体の謎に迫るので全く味気ないと言う訳でもありませんでしたがね。

最後に

ここまで読んで下さりありがとうございました。
初めて感想を書いたので拙い部分があったと思いますが大目に見てやってください。
作品自体の評価ですが、初めての感想なので適当に基準を作っておこうかなと
キャラ自体の良さ(キャラと表記)、キャラの個別ルートシナリオ(キャラシナリオと表記)、作品自体の物語としての質(シナリオと表記)、CG、背景など(グラフィックと表記)、総合的に見ておすすめできるか(数値ではなくテキストで)
あまり細かくしても悩むだけなので10点満点でゆるーく評価。
数値の後にちょこちょこ補足でテキスト入れるものもあるかも

キャラ/7
キャラシナリオ/7(グランド含むロミルートに至っては9)
シナリオ/9
グラフィック/9
おすすめ出来るか/序盤中盤主人公が酷すぎるのにヒロインの人格が出来上がりすぎてるせいでそのせいであまり誰にでもおすすめできないかも。だが、序盤退屈でも終盤の圧倒的なシナリオの良さに飲み込まれたいという方にはおすすめ出来る。

おまけ

ここからはおまけということで公式サイトにて無料配布されているアペンドのAPOLLOCRISIS(アポロクライシス)についての感想も。
こちらはロミ、グランドルートから1年後の話となっており、またもや主人公が奇妙な世界に巻き込まれちゃうよというお話。
ぶっちゃけ無料とは思えない高クオリティで、無印では細かく明かされなかった彗星機構や父の死、おじさんやロミちゃんの正体など様々な要素を補完してくれる作品でした。
(あくまでロミルートの延長線上にあるので他ヒロインのルートはありません。)
続編系の作品はこれまでもちょこちょこやってきましたが、無料でこのクオリティは流石に驚きましたね。まあ、1ヒロインに絞っているからというところはあると思いますが。
逆に1ヒロインに絞っているせいでロミちゃん推し以外の方にとっては退屈かもしれませんね。作品自体の物語の補完をしてくれているのでそれでも十分だとは思います。
こちらのアポロクライシス含めての感想を言うと
シナリオはもう10点で良い気がします。
物語自体も面白かったですし、ロミちゃんと周大の素晴らしい純愛物語も味わえたので個人的は大満足です
ロミちゃんが癖に刺さってヨカッタ…

今回の感想記事はこれにて終了です。
書くまでは中々重い腰が上がりませんでしたが、いざ書いてみると意外と楽しいもので想像してたより長くなってしまいました。
こちらの記事はあくまでも個人的な意見を書き連ねているだけなので、不快にさせてしまっていたりそれは違うぞ!ってところがあっても見逃してくださると嬉しいです笑
それではまた次回の記事で

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