NID情報リテラシー論 ❷
今回は「AIの進化」について講義の途中に気になったので調べてみました。
「AI」とは
・・・「知的な機械、特に、知的なコンピュータープログラムを作る科学と技術」。一般的には、人間の知能をコンピューターによって人工的に再現したものと捉えられています。
ちなみに、AIにも二種類の性能があり「汎用型」と「特化型」の大きく2種類あります。
「汎用型」は、まさに人間のようなAI。予期せぬことが起きても経験などから総合的に考えることができます。「特化型」は、現在私たちが目にして利用しているような特定の領域について学習し、処理するAI。翻訳や生成系AIなどのことです。
「汎用型」は未だ実現はしていないようです。・・正直なところ実現することを考えると人間がどうなってしまうのか色々想像してしまいますが・・・
AIの進化と3度のブーム
AIの誕生
AIの概念の元は、1950年にイギリスの数学者アラン・チューリングが「機械は考えることができるか」という問いにあり、
AIという言葉の起源は、1956年に数学者のジョン・マッカシーが「人間のように考える機械」を「人工知能」と提唱したところからきています。
第1次AIブーム
(1950年代後半〜1960年代)
「推論」と「探索」のAIが研究され、パズルやゲームなどに使用された。
「推論」は人間の思考を記号で表現しようとすることで、「探索」は目的(ゲームなら勝利)の条件の解き方をさまざまなパターンに分けて探すことを指すそうです。
第2次AIブーム
(1980年代)
「知識」を「ルール」として学習させ、問題を解決させるシステムが実現。
ニュースサイトやピンタレストなどでよく見るテーマ、それに近い話題や画像が出てくるのはこのシステムのおかげです。
第3次AIブーム
(2000年代後半〜現在)
大量のデータを用いることでAIそのものが知識を獲得する「機械学習」が実現。
今では生成系AIや人間のように自然に話しかけたり、文章をまとめてくれたり考えたりしてくれるChatGPTなどが話題になっています。今後も更なる進化が見られそうです。
今私たちが当たり前のように使っている検索やおすすめなどには30年以上前の技術が使われているのは驚きですね!
参考:
【AIとは? 種類や最新技術、10年後の進化予測までわかりやすく解説|THE OWNER】
【AIブームの歴史を解説!ブームの流れや今後の課題もあわせてご紹介します|
TRY ETING Inc.(トライエッティング)】
さて、話は最初に戻りますが、、
この「AIの進化」について調べようとしたきっかけは講義中のある話題からでした・・・・
「最近ChatGPTが声で喋れるようになった。」
話によると例えばヘッドフォンにChatGPTのスイッチを入れておけばAIとの会話ができるそう・・・
しかもリアルタイムで会話してくれるらしいです!
今のAIだとほとんど違和感なく喋ってくれそうですね。
ここだけの話、アニメ(暗殺○室、カゲ○ウデイズetc・・)とかにある電子世界にいるキャラが現実世界にいるキャラと電子機器通してやりとりできるやつじゃん・・と思ったのは私だけじゃないと思いたい。・・です。
そんな話はいいとして、
その他にも最新バージョンである画像生成系AIにも対応されるなど・・AIの進歩はどんどん進んでいきそうですね。
参考:
【MIT Tech Review:声でしゃべれるチャットGPTが登場、写真の内容も質問可能に】
今の人工知能の性能や進歩は歴史を振り返ると、とてつもなく高く早くなっていくことを感じます。今回、開発から今に至るAIを調べてみて、かなり前から開発が行われ「え、こんなところにも使われてるの!?」と思うことが多々あり、すでに人工知能が自分の日常にたくさんあることに気づかされました。
そして同時にたくさんの情報が溢れている時代だからこそ、生まれ、成り立つ技術でもあると時代と共に人工知能の成長を見て感じました。
さらにAIがどのように進化していくのか。
私たちはどのように使用していけばいいのか。
今後の人工知能の動きに目を向けていこうと思います。
担当教員の横田秀珠先生のHPです。
⬇︎