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カンボジア旅行#04 「憐れみ」「慈悲」「情け」「落ち着き」とは程遠い私
アンコール遺跡群巡り後半。
◾️マイ箸マイストローのはじまり
ホテルに戻ってからしばらく休憩をし、近くの食堂でランチを食べた。お肉を炒めたものに目玉焼きのせ炒飯と、お肉のせ麺。とても美味しそう。早く食べたい。東南アジアではスプーンとフォークで食事をするのが一般的だよね。
カトラリー、カトラリー、、、、、
、、、、、、、、
カトラリー全部、水道水(多分)の入ったコップに浸かってるやん!!!
悲鳴あげたっつーの。
この年の春にタイへ旅行に行った時、油断しまくって氷入りのタイティーやスムージーをかぶかぶ飲んだ私のお腹は大変なことに。最終日、ホテルでも空港でも、トイレとお友達。現地の水と氷には特に注意しなければいけないと身をもって学んだのだった。(ちなみに韓国でもやらかした)
水に浸かったカトラリーが衝撃すぎてそれをどうやり過ごしたのか覚えていないが、食事を美味しくいただいた記憶があるので、なんとかなったんだと思う。(旦那は無事にお腹くだしてたYO)
後から調べたら、香港みたいに食事の前にカトラリーを洗う文化がカンボジアにもあるとか、ないとか。それなら受け入れるしかない。でも旅行者に水道水はきつい。文化の違いを痛感する。この旅のあとからはマイ箸マイストローを携帯するようになりました。自分の身(腹)は自分で守りましょう。
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◾️アンコールトム
ガイドのペンさん、ドライバーさんと再度合流し、次に向かうはアンコールトム。
南大門につづく橋の欄干には、ここにも乳海攪拌を模した像が並ぶ。ところどころ頭部が新しいのは、戦争で破壊されたものを修復したからだとペンさんに教えてもらった。
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門をくぐりバイヨン寺院へ。
石塔に掘られた無数の四面仏。穏やかな優しい微笑みを浮かべているが、強烈に印象に残っている。四面の表情はそれぞれ異なっていて「憐れみ」「慈悲」「情け」「落ち着き」(四無量心)を表している、と大切なことをペンさんに教えてもらう。忘れないようにiPhoneにメモした。今でも残ってるよ。もちろん心の中にも。
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◾️タ・プローム
アンコールトムを後にし、タ・プロームへ。
こちらはジャヤヴァルマン7世が母の菩提寺として創建した仏教寺院で、のちにヒンドゥー教寺院に改修される。アンコールワットやアンコールトムとはまた違った、幻想的な姿が美しい。
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今にもくずれてしまいそうな寺院にからみつくガジュマルの木。木に侵食されている、というような表現がされているのを見るが、私にはお互いが支え合って共存しているように見えた。そう思うのは人間のエゴ?
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こちらは映画「トゥームレイダー」のロケ地としても有名。アンジェリーナジョリーのぴったぴたのボディースーツに憧れる映画。ここに宝物が埋まっています!と言われたら、私でも信じる。それくらい、現実とはかけはなれているような空気をまとった寺院だった。
アンコール遺跡を巡る1日、大満足。
他の遺跡もまわる?とペンさんに声をかけていただいたが、暑さと疲労で、残念ながらお断りしてしまった。アンコール遺跡を全て巡るなら、3泊4日くらいの日程がいいと思う。(2泊3日で中1日しか観光できなかった。)その日は夕飯も食べずに18時に寝た。
つづく。