何でもない日に起こる、いいこと。
いつも行くカフェに行ったら、店主さんの体調不良で臨時休業。
肩を落として、2番目によく行くカフェにむかってトボトボ歩いていたけれど、バスの乗り継ぎが面倒でなんとなく気乗りしないでいたら、左手の路地の奥に、ベンチに座っておしゃべりしている女性を2名発見。
あれは。
あれは、カフェではあるまいか。(カフェアンテナ発動)
ハッキリ見えるわけではないけれど、おしゃべりしているその姿、その風景は、まさにサードウェーブ系おしゃれカフェのテラス席。
こんなところにカフェあったの?とあわてて地図アプリを確認したら、やっぱりあった。
今日のわたしは、新規開拓するほど元気じゃないのだけれど。
それでもなんだか気になるから、とりあえず前を通ってみようか?
そうして行き先を変えた私は、行ったことのない路地にむかって左に曲がってみた。
到着した瞬間、そこは私のレギュラーカフェになった。
路地の角にあるのに、思ったより開放的で広々とした空間。
インダストリアル系の内装に、オルタナティブ&オールドソウルミックスなBGM。
お客さんは一人客か二人客で、おしゃれすぎないけど小綺麗な男性たちと、おしゃれだけど女子っぽすぎない女性たち。
店員さんも気張りすぎず、淡々と親切。
完全の。
完全の完全に。
どんなカフェよりマイスタイルなんだけど???
あぁ。嬉しい。
そもそも今日は、そんなに成果のない日になると思っていた。
昨日、久しぶりにお酒を飲んだからなのか(といってもワイン試飲会で、ひと舐め×10回ぐらいだが、完全にきっちり酔った)、映画「BLUE GIANT」を見て、上原ひろみさんの素晴らしすぎるジャズ演奏を2時間聴き続けて久しぶりに福耳になったからなのか。
理由はわからないけど、とにかく朝から良くも悪くも気が抜けて何もする気が起きなかった。
それでも何か、起きたまま家でダラダラとテレビ見て過ごすのは苦手で、とりあえずカフェに出かけて(仕事してるフリしながら)動画でも見てようかと家を出たわけだが。
もう、こんな良いことあったから、今日はこれで満足だよね。
期待値の低い日というのは、良いことがあるもんだ。
私が入ったときには半分ぐらいが空席だったのに、30分後にはあれよあれよと満席になった。
カフェタイムより少し早めに家を出て本当によかった。
最初からこれだけ人がいたら、入るのをためらったかもしれない。
すべてのことには、意味がある。
今日の私はけっこうポンコツだけど、それだけ隙があったから、新しいものが流れ込んできたに違いない。
(ということにしておいて)
さて。
もう1件note書きながら、いろいろ整理してみっかー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?