ドラマチック、畜生
不安なことがたくさんある。
わたしは人一倍生きづらいし
優しくきちんとした両親と
困りながらもやさしい恋人が、
常々支えてくれている。
恋人は、わたしよりうんと
人には言いづらいことを抱えているようで、
わたしも、人になかなか
精神的な病気です、とは言いづらい。
それが自分を形成するひとつのピースだとしても。
大きな事故に遭って大怪我をして記憶をなくしました、とも
わざわざ言う機会もない。
基本的には男の人が苦手です、とも
わざわざ言わない。
なんで苦手なのかもわざわざ言わない。
そういう人生の要素って
表現していく必要があるんだろうか。
わたしたちは美術家として表現者として
そんな部分を曝け出すことが
求められてるんだろうか。
曝け出さなくても、
きっとどこかで漏れてしまうものなのかもしれないけれど、
わたしを構成する要素が
もっと大事にされるべきなのか
そんなことでドラマチックになるのは
また違うんじゃないかとか
疑問で。
ところで、
長年望んでいたものを
また今年も諦めてしまいそうな
この体は相当厄介。
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