人の好きなものを否定しない
「コガネムシ捕まえたの!」
「さっき向こうに大きいアリいたよ~!」
ちびっこって 虫 好きじゃないですか。
わたしは虫すごく苦手なんですが、
めちゃめちゃ無理なんですが、
今日ちびっこたちと過ごしていて思ったことがひとつあるんです。
人の好きなものを否定しちゃいけないな。
ということです。
わたし自身が虫苦手になったきっかけがあって、
覚えてないくらい幼い時は平気だったみたいなんです、虫。
それが、通っていた保育園の先生や周りの子の保護者が
「虫、怖〜い」 「虫、苦手〜」
と言っているのをなんとなく真似したら
本当に怖いし苦手になってしまった…
という謎のトラウマです。
周りの大人達が否定するものを
そうか、これ否定されるべきものなのか
と鵜呑みにしてしまった幼児期の自分に
いま苦しめられている。
これって虫だけの話ではなくて、
いろんなことに共通すると思うんです。
人前で歌うの苦手とか
絵が描けないとか
スポーツが嫌いとか
肉食べられないとか野菜食べられないとか
周りの目の否定を信じて(または恐れて)
好き嫌いが生まれてしまうことが
あるのではないか。
いま成人している自分は
一応、大人という立場になって
こどもと接するわけなので、
彼らの「苦手」や「嫌い」の意識を
不必要に増やさないように
心がけていかなければならないと思うんです。
わたしたちが否定してしまったら
シャットアウトしてしまったら
それがこどもたちのこれから一生に
影響してしまうかもしれない。
事実わたしがそうなので
全然大袈裟じゃない。
別に自分で苦手とか嫌いって思うことは
自由なことなんだけど、
他者に否定の姿勢を見せることは
かなり乱暴な行為なんじゃないかと思いました。
だからちびっこたちが
わたしに虫を自慢してきたら
(ウッ……無理!!!!!!)って心の中で叫びつつ
「すごいじゃん!虫、好きなんだね〜」
みたいな感じで肯定しまくりたいと思ってます。
そのうち虫を克服するか
虫が絶滅するか
になればいいと思いますね。。。