![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140369905/rectangle_large_type_2_02fda14911605f30418c8d92eafddfc3.jpeg?width=1200)
2012年 食べて歩いてあかすりして ちょっとだけソウルの休日
韓国・ソウル 2012年6月30日-7月2日
4回目の結婚記念日はソウルで迎えようと、たまったマイルで航空券を手配したのは、4月8日。長い長い準備期間に特に何をするでもなく、当日を迎えてしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1715497502733-wWnCq5DnOh.jpg)
まな板の上の鯉・・・あかすり初体験
明洞でそれほど美味しくない焼き肉を食べて(店選びを失敗した!、ガイドブックも見ずに適当に入っのが敗因。まあ、そういうこともある。)、乙支路3街へ。
これは、とりあえず日本から予約していった。せっかく行って満員・・なんて断られたら最悪。なにしろ、結婚記念日のイベントなのである。旅行なんて基本は行き当たりばったりだと思っているけど、やる時にはやるのである。予約はソウルナビから。信頼できるサイトだと思う。
女性専用の施設が多い中、LKスパは男性もOKで、しかも日本人専用らしい。働いているのはもちろん韓国の人なんだけど、日本語が使えるので安心。
お店に入ると「○○さんですね~」とこちらが名乗る前から、すばらしいサービスが始まる。もちろん、時間も含めて予約しているんだから、この時間の中年2人連れを見れば、○○だってすぐわかるだろう。それでも、初めて行ったお店でそうお迎えされると、それは嬉しいものだし、何よりちゃんと予約は通っていた・・・と安心するのであった。
カウンターの前の部屋に入って、説明を受ける。とりあえず予約は基本コースの一番安いコースで予約していたけど、これも、あれも・・・といろいろ紹介してくれる。どれも気持ちよさそうだし、最初の印象がよかったこともあり、基本コースだけじゃなんとなく申しわけないような気にさせられて、ちょっと悩んだ末に、マッサージを追加して「アカスリスペシャルコース」でやってもらうことに。このあたり、もう完全にお店側のペースなのであった。もしかしたら、いいカモか? 先に料金を支払って、更衣室へ。パンツまで脱いで着替える。まずはチマチョゴリを着て記念撮影。
最初に60度くらいの汗蒸幕。気持ちいい。10分くらいかな。次は80度。汗が吹き出す。やっぱり10分くらい。ここで汗蒸幕は一休みして、ヨモギ蒸し。マントのようなものを頭からかぶって、「はいっパンツを脱いでください」だって。パンツを脱いで、便座のように穴の開いた椅子に座る。椅子の下で蒸されたヨモギの煙と熱が穴から上がってきて、肛門から身体の中に入っていく・・・・って、本当か? 効くのか? 何に効くのか? 15分くらいそうしていたと思う。
ヨモギ蒸しの後は仕上げの汗蒸幕。ほぼ100度。麻袋をかぶって、肌と髪の毛を保護する、っていうか逆に息苦しい。この辺りになると、気持ちいいというよりほとんど苦行。「出ていいよ」の声を待つまでもなく、自主的にでてしまった。バテバテ。でも出てしまうとなんだか気持ちいい。まあ、サウナってそんなもん。
この後は男女別々に。汗をシャワーで流して、お風呂に入って、いよいよアカスリである。
素っ裸で、ベッドに横たわる。大事な部分には、申し訳ない程度に折り畳んだタオルをちょこんと乗っける。ほんの気持ちだけ・・・という感じ。この後は、おもてになったり、裏返しされたり、横向いたり・・・・・まな板の上の鯉のごとく、もう好きにして、おまかせっ、状態。タオルはどこにいったんだという感じで、ゴシゴシ擦ってくれる。イタ気持ちいい。こんなにアカが・・・・って見せてくれるけど、これがすごい。僕の身体はこんなにもアカまみれだったのか? これは40ン年分のアカ? そして、これできれいになったのか? これから10年アカスリしなくても、このアカスリをする前よりもずっときれいだと言えるのか・・・。そんなことを考えながら、気持ちのいい時間が過ぎていく。
大量のアカを擦りだして、キュウリパック、オイルマッサージ、そしてちょっと本格的にマッサージしてもらって終了。2時間のコースであった。心なしか、身体が軽くなったような気がする。いや、間違いなく、擦りだしたアカと大量にかいた汗の分だけは軽くなったはずである。そして、これが重要なんだけど、心も随分軽くなった気がした。
ソウルまで来たかいがあった、というものである。お店の車でホテルまで送ってもらって1日目終了。
パークビューの朝食はそれだけのために泊まる価値がある・・・・
この朝食だけのために泊まる価値がある。新羅ソウルのパークビューの朝食について、そんな話も聞いていた。ビュッフェなんだけど、何種類あるのかわからない。和、洋、中、韓。卵料理はもちろんその場で作ってくれるし、パンは焼きたて。ワッフルー食べてないけどーなんかももちろんその場で焼いてくれる。
眺めもいい。朝の柔らかい光が、心地いい。デザートまで、しっかりいただいた。
確かに、言われているだけの価値はあった。幸せな気分になったのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1715497432627-ghu3aFH42w.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715497799558-EXdY1HCyaR.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715497847606-RLZbrMeQa1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715497859289-uxnCJGDtOo.jpg?width=1200)
食べるソウル やっぱり「食」が良かった!
![](https://assets.st-note.com/img/1715497874568-9xnzRrEiC3.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715498064994-OFaCRA6Nhe.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715498023081-IDvKmCrLNK.jpg?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![Books tabito 蔵](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59458930/profile_11be1c90c537b4e7b75c1a06b4909e09.jpg?width=600&crop=1:1,smart)