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マジョリティにもマイノリティにも属せない、“ミドリティ“という存在。

Midlity(ミドリティ)は私が学生時代に造った造語です。

マジョリティ、マイノリティという言葉がありますが、そのどこにも属さない(属せない)部類の人間たちをミドリティ、そう呼んでいます。

どのグループにも属せない辛さ

ミドリティは、どのグループとも属することができない、という苦悩があります。

なぜなら、マジョリティがもつ、大多数の人が持ち得る感覚にはずっと違和感を覚えているのに、マイノリティがもつ先鋭さや、媚びない(媚びれない)という強い信念までは持ち合わせていないからです。

さて、以下はあくまで私のなかでのカテゴリーであり、辞書通りの内容ではありません。社会的マジョリティ、マイノリティ、という括りでもなく、私の“エネルギー感覚値“として、それぞれの特徴を述べてみました。

マジョリティとは

人生のなかで自分の感覚値と世の中に大きな違和感が少ないので、難なく“世間を信頼できる“という土台が備わっているのも魅力の<マジョリティ>

マジョリティはご存知のとおり多数者、多数派を意味しているとおり、自分の感情と同じような思いを他者も持っていることが多い。それ故、自分の意見、感情は多くの賛同を得やすく、一般的に良いと言われるモノにも納得をし得る素直さや真っ直ぐさも持っています。

友達も多くいて、大勢のサークルで違和感なく楽しめたり、面倒見の良いリーダー格はれるのもこのタイプ。

逆に、人と馴染まない人を見ると「かわいそう、、、」とか言っちゃうデリカシーのない奴でもある。笑 

多様性を自分は本当に必要としている訳じゃないから、その辺が鈍感になるのはしょうがないと思います。(必要としない限りは育っていかないから)

強みはなんといっても、圧倒的多数からの共感性を巻き込んで大きな流れを組めるところです。

そこから派生する力って絶大ですから。

マイノリティとは

「ねぇ、そのアンタ達の当たり前、ほんとにホント?」という、心眼を持って潔く切り込む力がある<マイノリティ>

マイノリティは自分の感覚を絶対的なものとして他とは相容れない感情、感覚をもっているため、多くの賛同は一斉に得られないけれど、その感覚に対して抗えない確固たる信念を持っている強さがあります。

人とは違った感覚を武器ともしているので、自ずと注目され、天才というより鬼才(奇才)の種類の人がいるのもこのグループです。地頭の良さも有り。

強みは、マジョリティが思い込んでいる、もしくは思い込まされている“当たり前“の常識を全然違う視点から「それほんま?」とぶっこめる尖鋭的観察眼があること。

ミドリティとは

マジョリティとマイノリティの架け橋にもなれるミドリティ

ミドリティは、感覚的にはマイノリティに近く、頭の回転も速い。

自分のなかに特別な感覚があるのを潜在意識でよく知っているのに、その感覚を使って成功体験を積まないまま成長したという背景があり、かなりの努力家で、マイノリティの感覚を敢えて麻痺させてマジョリティに見せかけるという器用さと体力があります。

マジョリティに見せかけるのはとてもとても気力と体力のいることなのに、それをやり切れてしまうのが、まさにミドリティとも言えます。

見た目としては、一見自信家に見えるのに、実は自尊心がすこぶる低いという特徴があります。

自分はこれでいい、といえる「強さ」(=自己受容)が身に付いていないため、全てが中途半端である自分を知っており、現状にスタックしている人がおおいように思います。

じゃあ、どうしたら「強さ」を身につけられるか?については追々このnoteでも触れていきたいと思いますが、、まずは苦悩多きミドリティの良さについて。

マイノリティの感覚値をもち、マジョリティを演じてきたミドリティだからこその強みもあります。

それは、どちらの感覚値も理解できる素養があるということ。

すごく夢のない話をしちゃうんですが、マジョリティは当事者にならない限りは本気でマイノリティを理解できる素養はないし、マイノリティはマジョリティの考えは理解できても相容れないものが必ずあるんじゃないかと思う。(理解しないけど、在ることを知って受容する、というスタンス。)

でも、ミドリティは、マジョリティになりきった経験があるから、受容のスタンスさえ持てば、どちら側の視点にも立つことができる感受性を、敢えて知ろうとしていなくとも持ち合わせています。

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自分の「取り扱い説明書」を作ろう

このミドリティ分析は、実は悩み多かった私自身のこと。ミドリティへの愛が深いので、自分の代名詞として名付けました。

ミドリティの総数はそんなに多くないと思っていたのですが、
意外にも、同じ様な孤独感を常に抱えている人が多いことも分かりました。

このnoteでは、気難しくも、深く優しく、繊細なミドリティ達が「自分の取り扱い説明書」を作るきっかけとなるような記事にしていきたいと思います。

自分の「取り扱い説明書」は自己視点だけではなく、客観的にも、潜在意識からも、見た目からも、いろんな面から作成すると良いです。

ミドリティさんには、自己開示が下手くそなので、グループコンサルによる取り扱い説明書は正直向いていません。笑

パーソナルカウンセリング、コーチングがおすすめです。

ミドリティの詳しい説明や、図解紹介も下のページでしています。


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