子育てがしんどい。その根本を深掘りする
こんにちは。マジョリティにもマイノリティにもなれないミドリティのためのコーチング たまおひろこです。
ミドリティ、、という言葉にひっかかかったあなたはまずこちらの記事から、、
ミドリティは生きづらさを抱えながらも、器用さも持ち合わせているため、空気を読んで、周囲が求める成果をそれなりにあげていることも多く、
ずっと(自分にとって)高いハードルを超え続けてきているのですが、
子育てを通して一気に“生きづらさ”のコップがいっぱいになることがある。
それはなぜでしょう?
自分の感情を抑え切る体力を衰えさせる“育児“
もともと自分と他者の境界線が弱く、圧倒的に他人軸で生きてきており、
自分の感情を無意識にずっと押さえ込んできたという体力があるのもミドリティの特徴です。
ところが子育ては本当に体力勝負。感情を抑えきる体力の衰えとともに、しんどさが増します。
一人目では子育てに辛さはあまり感じなかったのに、2人目以降や、いろんな理由で“育て辛さ“のある子を目の前にしたり、しつけ時期に突入をして、急にしんどくなったというケースが多くあるのは、そう。
自分の素直な感情を抑え込むだけの体力が無くなってきたから!!!
いやー、ほんと、育児して感情揺さぶられると体力消耗するのなんのって。。。。
我が子を通して、過去に“感じることをやめた感情“を思い出す
誰しも、わが子は自分の幼少期の姿を投影しやすいのです。
子育てを通して、
自分が子供時代に必死で押さえ、葬った感情が出てきてしまうのです。
例えば、
◯自分が“甘えたくとも親に甘えられなかった子供時代を送った人“は、
子供が自分を独り占めするような状況を目の前にすると、それを拒否してしまったり、
◯自分が“1手どころか2手先をいつも読んで行動せざるを得なかった子供時代を送った人“は、
行き当たりばったりの行動をするわが子を目の前にして、イライラを超えて怒りを抑えられなかったり、
◯幼少期に“もっと適切に手をかけてもらいたかったのに、納得がいかないまま独立させられた人“には、
アレルギーやハンデなどで、親が手をかけざるを得ない状況に怒りが通常以上に抑えられなかったり、
◯幼少期に“常に周りの空気を読まなければいけない状況にあった人“は、
空気を読めないわが子を受け入れられず、必要以上に叱咤してしまったり、
◯“自分の女性性を丸ごと受け止めてられなかった人“は、
小さい子供が母乳時期であっても自分の胸を触ってきた時に、気持ち悪さを感じたり、
ケースは様々ですが、
子育てにおける必要以上の“イライラ“、“怒り“(第二感情)の背景には、自分が育った環境の中で、ずっと抑えてきた感情(第一感情)が必ずあります。
ずっと抑えてきた感情を昇華しないことには、そのイライラ、怒りは一向に治まらないという謎の現象、、、。
自分が抑えてきた感情って何?
外からの情報収集は得意なミドリティは常にインプット過多。子育て本の読破をしていたり、様々な子育てセミナーに参加もしたり、と“子どもに良い子育て“の知識は既に持っている意識の高いパパママであることがほとんど。
頭では子供にどう接すればいいかは知っているのに、なぜ行動に移せないのか、、、
それは、自分の内面からの情報の処理を今までしてこなかったことが根深く関係しています。
もちろん、子供にどう接すればいいか、を学ぶのは決して悪くありませんが、
ミドリティの場合は、子供への対応の勉強ではなく、まずは自分の感情の取り扱い方から始めないと堂々巡りになりがちです。
とは言っても、自分が抑えてきた感情って何よ?という方。
それは自分の(必要以上の)イライラ、怒りを丁寧に内観する必要があります。
怒りの裏側は、多くは恐れ、悲しみ。
怒る方が、恐れや悲しみを感じるより楽なんですよね。
このイライラ、何からきているの?早くなくなれ!とすぐ結果を出したいミドリティですが、それをいきなり昇華しようと躍起しなくていいです。(というか無理)
感情の昇華方法を教えて!
まずは味わってこなかった第一感情を“知る“ことから。↑でいう、恐れ、悲しみです。
知れば、ああ、これか!と絶対腑に落ちます。知るだけでじわじわ心に落とし込まれます。すぐには落とし込まれないんですね。それくらい蓋してきたから。
ステップとしては、
イライラ→その裏の感情を知る→味わう→味わう→味わい尽くす→昇華
自分の感情を取り扱えるようになれば、なぜか子供が自ずと変わってくるという、副産物あり!です。
ミドリティは、自分のありのままの感情を絶対的に味わっていないことが多い人。(前記事ご参考)
今になって、子どもを通して幼少期に仕舞い込んだ感情が、我が子を通して揺さぶられるので、しんどいの嵐なんです。
だって、ミドリティってね、、、、巷の一般紙によく出てくるような母さんとは別もんなんですよ、、😏
もういい加減そこ認めて、観念しよ❤️
「巷のキラキラを放棄したあなた」の魅力はまた別の記事に書いていきますが、SNSのキラキラママはね、あれただの生活のほんの一部だから。笑
あなたがダメって思ってるママ像、そんな悪く無いんじゃない?
一部分のキラキラを見せることが楽しい人もいれば、楽しくない人もいる。
正直子育てのHOW TOなんて他人が考えたモンだからね。自分の心に寄り添ったあとにしか入らない。
そんな中で、“子育て辛い“に寄り添えるオススメの本はこちら。質善。
私ってミドリティなの?と記事を呼んで思い当たる節がある人には、ここまで子育てのあれこれに対して言語化してくれている本は他には無いよ。
自分の蓋した感情の味わい方、を具体的に私のエピソードを元に書いた有料記事もあります。
カウンセリングには興味あるけど、、、という方は、ぜひこの上のクーポン記事(300円)を使ってみてください。