何かをするときは常に「私の意思」にする。
こんばんは。ゴリィです。今回はメンタルヘルスに関する記事を書きますが、オルゴールアーティストをやっていたり防災士をやっていたりする身体・精神障害者です。
活動のブランド名が「轟RADIO」です。
さて、今回は「常に『私の意思』にする」というお話です。
自分の意思なく振り回されてませんか?
よくある話ですが、「誰かに言われたからやる」というマイナスの気持ちで、あとは「誰かのためになるならやる」という一見プラスの気持ちで、どちらにしても何かをやっていることって案外多いものです。ただ、ちょっと待って。
そこにあなたの意思はありますか?
結論から言うと、「誰かの都合で自分がなんとなく動いていると、『誰か』にとって都合のいい自分にされてしまう」危険性があります。そうすると、目の前のことに振り回されるような立ち振る舞いになり、やがてこころが疲弊していきます。
「うつ病」など「こころの病気」になりやすくなります。
「自分の意思」とは「判断基準」
では、「あなたの意思」があるのとないのでどう変わってくるのでしょう?
「あなたの意思」はそのまま「判断基準」になります。あなたがやりたいことなのか、やりたくなくてもやるべきことなのか、やりたくないとハッキリいうものなのか。
「やりたくないけどやるべきもの」とあなたの意思で決めた場合、それは「やる」というあなたの意思です。あなたの意思でやると決めたことは、周囲がざわついていようとも簡単には折れなくなります。「やらない」とあなたの意思で決めた場合も同じです。それに批判があったとしても、簡単には動じなくなるでしょう。
あなたの意思によって判断したことには、あなたなりの「こころの思い」が入ります。「やっていること」と「こころの思い」が一致しているときは、こころが動じなくなります。もし、失敗したとしても(落胆はしても)きちんとそれを受け止め、次につなげることができるのです。
意志の伴わない「判断基準」で動くとこうなる
では、「●●さんに言われたから」とか「●●さんのためになるから」という自分の意思が入っていない「判断基準」で動くとどうなるでしょう?
まず、「こころの思い」がない状態なので「本気」になれません。「本気」になっていないとうまくいかないことも多いものです。まず、それで精神的に削られてしまいます。
そしてもうひとつ。「あなたは都合の良い人間だから、思い通り動かしてやろう」という周囲の心理(意図的に悪意を持っていなくても自覚なしで)が生まれます。これが、「周囲に振り回される」の構図です。ますます精神的に削られますね。
そして、「あなたの意思」で判断していないと、あなた自身が「あなたの意思」を忘れてしまうのです。そして、「都合のいい人間」という周囲に作られたあなたができ上ってしまいます。
あなたの本当の意志がないので「不満」「苦痛」に満ちた日常になってしまい、やがてこころの病気につながるのです。
だから、「あなたの意思」が常にそこにないといけないのです。
「意思」を強くする「根拠」
あなたが常に意思をもって行動するとき、不安になるのは「自分の意思は正しいのか?」ということだと思います。基本的に、意志に「正しい」「間違い」はありません。「失敗」したら軌道修正できるからです。
※犯罪になるような意志はさすがに「間違い」ですけどね。
ただ、折角ならより強い意志を持つ自分でありたいですよね。
そうすることを実現するのが「自分の意思に根拠を持つこと」です。そして、その根拠は理論的な説明ができるものであると強くなります。
例えば、僕は「オルゴールアーティスト」としても活動していますが、自分の作品をYouTubeにアップする意思に自信を持っているのは、「時々さまざまな作品を聴いて研究している」「手元で手回しで鳴らしているオルゴールという明確なコンセプトがある」からです。
知らない人のオリジナルのオルゴール曲なんて聴いてもらえるはずもないのですが、ちゃんと2ケタは再生があります。2桁再生数って心折れそうなものですが、根拠ある意思を持って地道に続けられるのです。
まとめ:「NO」といえるあなた、ではない。
今回は「あなたが何かを判断するとき、あなたの意思がそこにある」ことの重要性を紹介しました。
この手の話をすると、「NOと言える自分になろう」という捉え方をする方もいるかもしれません。
間違いです。
「YES」と決めようが、「NO」と決めようが、どちらの場合でもそこにあなたの意思が必要です。
最後に、「あなたの意思」があるためには、「あなたがどういう人でありたいか」「あなたがどういう生き方でありたいか」という根本的な意思を持っていることが必要です。生きる上でとても大事なことですから、もしこの根本的な部分に自信が持てないようであれば、根拠をもって自信をつけましょう。
あと、「あなたがどういう人でありたいか」は時々見直してみるのもいいですよ。別に変わったっていいんですから。
それでは、今回も最後までご覧くださりありがとうございました。
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