ウクライナ情勢で大切だと思うこと
ゴリィです。身体障害・精神障害がありますがオルゴールアーティスト、カラーセラピスト、防災士、クイズサイト運営と色々やっています。
さて、ロシアがウクライナに侵攻を始めてしまいました。新型コロナが収束していない中で、また新たな世界的脅威になるのかどうか、今のところは分かりませんが、今回は「あえてそこには意見するな」という話です。
「関心を持つ」ことは必要
最初に「意見する」と「関心を持つ」は全く違うこと、と言っておきます。
関心は是非持っていた方がいいですし、あとに書きますが先々自分の生活を守ることにつながります。
今ウクライナで起きていることは、「ロシア」が「ウクライナ」を攻めている。そして「ウクライナ」は「アメリカ」に助けを求めている、という構図です(核保有国だったウクライナを核放棄させたのはアメリカなので)。
ここで、「ロシア」対「アメリカ」の直接対決になり、ロシア側の国とアメリカ側の国が全面戦争になる「第三次世界大戦」になり、そうなれば核兵器の打ち合いになるでしょう。
これだけ聞くと「第三次世界大戦」への「不安」が生まれます。しかし、専門家の間では「プーチンさんもバイデンさんもそんなことは分かっているから直接交戦はやらない」と断言しています。
よって、関心を持つなら本当に関心を持って見るようにしましょう。そして、「第三次世界大戦」という話の前に、まず目先の生活への影響に関心を向けるのがいいと思います。
①エネルギー問題(ガソリンの値段が・・・)
②食糧問題(小麦価格が・・・)
実は、「第三次世界大戦が起こるか」という「漠とした不安」よりも「目先にある影響」がすでに存在していることになります。
コロナ禍でもある「素人意見」の問題
「コロナはただの風邪」と言ってノーマスクで山手線一周した人たちがいましたよね。何を調べてそう言っているのか分かりませんが、自分の思いj込みで意見を言うことの危うさを示している好例です。
憲法で思想信条の自由は権利として認められていますので、コロナについても風邪と思うのもインフルエンザだと思うのも死に至る病だと思うのもそりゃ自由だ、と思います。
ただ、問題は「その意見がぶつかり合うとき」です。
「新型コロナウイルス」についてどれだけ研究をして意見を持っているのか。たいして研究していない人どうしの論争には全く意味がありません。何を生み出すかというと、何も生み出しません。強いて挙げれば、「嫌な空気感」。
「嫌な空気感」は社会に「不安」を与えます。「不安を持ち続けるとこころが濁る」という記事は以前書いたことがありますが、こころが濁るとこころの奥に光が届かなくなるように、こころが闇(病み)に包まれます。
穏やかだった人が攻撃的になったり、政治や社会に不満を持ってまるでうつ病のようになったり(いや実際うつ病になっているかも)、そんな状況も何例か目にしてきました。
社会が不安に包み込まれると、ロクなことがないのです。コロナ禍を2年以上経験している多くの日本人は、それに気づいていると思います。
ウクライナ情勢に意見しない方がいい2つの理由
これは「コロナ」と読み替えてもいいと思いますが、ウクライナ情勢に不用意に意見をしないほうがいい理由を2つ紹介します。
まずひとつ目は上述の通り、素人意見がぶつかり合っても何の意味もないから。
もうひとつの理由。仮にあなたが声を大にして自分の意見表明をしても、影響力はほぼゼロだから。
自分の意見を言うだけ言ってそれでスッキリして終わるというのなら特段否定しませんが、それを見て不安を煽られる人がいるかもしれない、ということは忘れないでください。
もうひとつの理由には「副作用」があります。
あなたが意見を言っても影響力がない、そのことに「虚しさ」「無力感」を感じることがあるためです。それが「こころが濁る」原因になります。
100人見てもらって、1人でも共感してもらえたらいい。所詮1個人の影響力なんてそんなもんだと思っています。実際僕のこの記事もその感覚で書いてますよ。
もし、この「影響力がほぼゼロ」の感覚を持たずに意見を言うのなら、やめておいた方がいい、とハッキリ言っておきます。
漠然とした不安より具体的に危機を想定する
もうひとつ、コロナでもウクライナ情勢(これからでしょうが)、「漠然とした不安」を持つくらいなら「具体的な危機感」を持つことをおすすめします。
僕は「かしこいトドメガネのほぼ毎晩防災」というTweetをしていて、たまーにコロナのことを書くんですが「ひょっとしたら物流が滞るよ。だから生活用品は買い占めない程度に多めに買っておいて」というのを書いたことがあります。
これは「これからどうなるんだろう」という「不安」ではなく、「これからこうなる可能性がある」という「具体的な危機」を示しています。
具体的な危機をつかめれば、具体的に行動を考えられ、多少なりとも安心感が得られます。
コロナに関しては実際テレビでも影響は報じていて、物流の滞り(郵便物・宅配便の遅配)は実際起きていますし(これは大きく生活には影響しませんね)、都営大江戸線が運転士不足で運転本数を削減する、何よりも医療体制がひっ迫する、という事前に言われていた危機はだいたい起きています。
おそらく「ウクライナ情勢」も今後さまざまな影響が起こり始めるでしょう。現時点では「ガソリン価格」「小麦価格」「電力料金」など(僕が今日テレビで見た限りでは)取り上げられていましたが、今後さまざまなものに影響がでるかもしれません。まだ今後の予測が全く見えていないので、今後僕たちの生活にどうかかわって来るのか、「関心を持って」ウクライナ情勢を見ていきましょう。
まとめ
「平和」であることはとても大切なことだと思います。ただ、今回のウクライナ情勢であなたの「こころの平和」が脅かされないことのほうが数倍大切なことです。
僕たちの力でどうなることでもありませんし、じゃあみんなで平和デモを、と言ってもやってスッキリにしかならないと思います。そして、「僕たちの力で」どころか「日本の総理大臣」の力で何か情勢が動くものでもないように思えます。
「早く平和に終わること」は願いますが、願いにとどめておきましょう。それ以上に、「自分事」として捉えられる「目先で起こるかもしれない危機」に注目し、しっかりと自分の生活を守りましょう。
他人を想うこととと同じくらい、自分を想うことも大事です。まずは冷静に推移を見守りましょう。
冷静さを保つサポートカラーは「青」です。ふっと一息ついたときにラッセンの絵でも思い浮かべてください(最近空とか海とか使っているので)。
それでは、今回も最後までご覧くださりありがとうございました。
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