オルゴールアレンジで鍛えるべき3つの技能
こんにちは。ゴリィです。
実はこれまで「オルゴールアーティスト」の記事は別ブログで書いていたのですが、「全部をひっくるめてゴリィの活動ブランド『轟RADIO』」というコンセプトに反するため今回からこちらに書きます。
その「轟RADIO」サイトです、
今回は「オルゴールアレンジ」をする上で鍛えなければならない「3つの技能」について書きたいと思います。
アレンジ力
オルゴールアレンジとひとくちにいってもアレンジ方法は何パターンかに分類できます。ほぼメロディーを奏で時々ポロンと音を鳴らすものもあれば伴奏的にコードを鳴らしているものも。
僕の制作するオルゴールアレンジは後者のほうで、サブスクで聴くような熟練した方のアレンジにも同じようなアレンジ手法を使っている人は大勢います。なので、僕は自分の軸をぶらさず自分のスタイルを貫こうと思います。
そんなわけで、ときどきオルゴールアレンジをサブスクで聴くのですが、「おおっ!これいい」と思った手法はアレンジ方法を問わず積極的に盗ませてもらってます(笑)。
逆に、「耳障り」な音のアレンジもあったり。そういうのはそもそもの「音源」の問題が多かったりします。
「IWAFUNE HIROKI ORGEL CD 1」を手に取ってくださった方から、「癒されてますよ」と声をかけてもらえるということは、少なくとも鳴っている音は耳障りではないんだな、と思い自信を持っていいんだな、と思います。
「耳コピ」力
一昔前(20年くらい前)は「楽譜雑誌」というものが売られていて、その月の新曲や人気曲のメロディー楽譜が一冊の雑誌として売られていました(500円くらいだったかな?)
20年前のゴリィはそれを見ながらメロディーを打ち込み、アレンジを施しオルゴールアレンジを「量産」していました。
その曲数は、パソコンに今残っているだけで、120曲以上。
しかし、いまはそんな雑誌はありません。仮にあったとしても、音楽のジャンルや趣味が多様化している今、「今売れている曲」=「再生数が稼げる曲」でもなかったりします。
では、メロディーをどうやって作っているかというと、「耳で聞いてそれを再現」させます。「耳で聞いてコピーする」ので「耳コピ」です。
実は、「耳コピ」が最初にやる手順で、しかも一番大事な作業。さすがにメロディーが違うというのはね。ただ、意図的にメロディーもアレンジしちゃうこともたまには。
実は僕が一番苦手なのが「耳コピ」。
リズム音痴なのと、「片耳」の調子が悪いときは3回再生すると全部違って聴こえるという「2つの欠点」があるためです。特に精神的に宜しくない状況になると「片耳」の状況が悪化するという「爆弾」を抱えています。これが原因で依頼者様との関係が悪化したこともあります。
「安定して耳コピできる」今一番鍛えなければならないのがこのところです。耳を安定化させるためにメンタルが簡単にブレないようにするなど、また、リズム音痴を解消するのもひとつ。
ちなみに、オリジナルのオルゴール曲を手がける僕にとっては、「素敵なメロディーを作る感性を磨く」というのが「アレンジ」でないときに必要なことです。これを入れると僕は「4つ」になります。
拡散力
せっかく作ったオルゴールアレンジでも、聴いてもらえないことには意味がありません。
これは「オルゴール曲」ならなおさら。知らない人のオリジナル曲なんて普通聴いてもらえないですよね(笑)。
なので、オルゴールアレンジを聴いてもらうにはどうすればいいか、これが最大の難しい課題になります。これは音楽をやっている人、なんならそれに限らずさまざまな活動で自分を売り出したい人が共通に持っている「永遠の課題」のようにも思います。
今のところ、僕の持っている唯一の「手」は「諦めずにコツコツ続けること」です。これは「防災」にも「カラーセラピー(とメンタルヘルス)」にも言えることで、コツコツ毎週何かを伝え続けていれば、誰かの心に触れ拡散してもらえたりします。逆にそれをやめると忘れられます。
特にこういったものって正解がないのでわからないんですよね。
まとめ
オルゴールを手がける人が鍛えるべき3つの技能は「アレンジ力」「耳コピ力」「拡散力」です。特に難しいのは「拡散力」。
僕は、「アレンジ力」は作品の魅力を増すもの、「耳コピ力」は生産性を上げるもの、「拡散力」は売れるためのもの、と捉えています。
「拡散力」で僕が唯一できる手が「コツコツ作品を生み出すこと」だとすると、今一番大事なのは「耳コピ力」を鍛えて生産性を上げる、ということになります。
ただ、今は耳の状態が悪いときなので無理はしないようにしています。苦手だから逃げる、のではなくこれ以上苦手にならないように(=耳が悪化しないように)するのです。
なので、しばらくは「オルゴール曲」の発表に力を入れていこうと思っています。何も作らないと忘れちゃわれますから(笑)
「ゴリィ公式サイト」では、オリジナルオルゴール曲やカバー(ふつうのオルゴールアレンジ)、シンガーソングライターを名乗っていた頃の歌などを紹介しています。是非、一度聴いてくださいましたら嬉しいです。
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