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新米ポッドキャスターの1年〜機材編〜

今年は本格的にPodcastを再開して、試行錯誤を重ねた一年でした。
それはトーク内容だったり、番組構成だったり、機材だったりと様々なのですが。

そんな色々と試行錯誤してきた中で、ある程度固まりつつあるのが収録機材の面。
今日は、この1年間で固まってきた収録環境についてお話していきたいと思います。
音質面で一歩レベルアップしてみたくなった方や、同じくらいの環境の方にお薦めできるかと思います。

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この記事はポッドキャスト配信について語るAdvent Calendar 2021の20日目の記事となります。

PC : MacBook Air 13inch (2020)

Podcast収録・音声編集において、それなりのPCであればどんなものでもそこまで苦労はしないはず。
「どれを買ったらいいか分からない」という方にはM1チップを搭載したMacBook Airをオススメします。

編集に困らないパワーを持っていますし、金額も同じくらいの性能のPCと比べると安いです。
何よりPodcast収録に向いているなと思うのは、冷却ファンがないこと。
重いソフトをたくさん立ち上げても余計な音が出ないのは、精神衛生上良いですね。

収録ソフト : Cleanfeed

テック系ポッドキャストの雄、Rebuildの宮川さんが番組内で紹介していたのがCleanfeedです。
WAVファイルでの収録ができるので、かなり音質もよく録音をすることができます。
また、このソフトはGoogle Chrome上で動き、オンラインでパートナーを招待して複数人で収録することができます。番組にゲストを招く際に参加者に余計なソフトを入れさせる必要がないのが良いですね。

一人で録音する場合は無料プランで十分かと思いますが、複数人で使う場合には月22ドルの有料プラン(2021年12月現在)に入る必要があります。
他にも色々とソフトはあるかと思いますが、もし興味がある方は是非入れてみてください。

マイク : SHURE BETA57A

こちらはポッドキャスト収録のために買ったというよりかは、元々持っていたマイク。声を録るには良いマイクだと思うので使っています。
ハイパーカーディオイド(超指向性)という特性を持っていて、マイクの周囲の音をあまり拾わないようにできています。
これによって声以外の音を拾うリスクを極力下げることができていると思います。

BETA57Aはダイナミックマイクというタイプのマイクで、耐久性や取り回しに優れ、細かいノイズが入ることを心配しなくて良いというのが良い点です。基本自室というお世辞にも良い環境とは言えない場所で録っているので、余計なリスクは取らないに限りますね。

その分入力の音は小さくなってしまうので、対策が必要です。
それはまた後ほど。

オーディオインターフェース : TASCAM iXR

元々はiPadでも使おうと思って購入したLightning対応のオーディオインターフェース。BETA57AのようなダイナミックマイクやコンデンサーマイクをPCに接続するにはオーディオインターフェースが必ず必要になります(USB接続がついていれば別)。

オーディオインターフェースは調べれば良いものがたくさん出てくると思うので、是非予算とそれぞれに合ったものを買っていただければと思います。
僕がiXRで気に入っているのは、ゲインの上限幅が結構大きいこととiOSに対応していること。現環境では結構取り回しが良いですね。
実はかなり古くから使っているので、変えても良いかなーと思いつつ、特に帰る理由もないので使っていきます。

マイク・アクティベーター : Cloudlifter CL-1

iXRのゲインを最大に上げてもあんまり大きな音で録れない事に悩み、導入をしてみました。仕組みは色々ありますが、ざっくりと言うとマイクに入力した音をブーストしてくれる中継機のようなものです。

CL-1を導入する以前は最後の編集で無理矢理音を上げる作業をしていたのですが、そうするとノイズなど余計な音まで大きくしてしまうんですね。
CL-1導入後は、自然に大きな音で録音できるようになるため、余計な装飾をすることが少なくなり、結果良い音質に繋がるのかなと思います。

こちらはコンデンサーマイクでは使えないので、その点だけ注意が必要です。むしろダイナミックマイクの方がお悩みを持ちやすい領域だとは思いますね。このCL-1に出会えたおかげで、だいぶ音を整えるのが楽になったと個人的には思います。

全部繋げると?

接続を手書きで書いてみた図

これまでに書いてきた内容を絵でまとめるとこうなります。
もう少しなかったものか…。
現物はちょっと机が散らかりすぎて撮れなかったので、こうしてイラストに起こしてみました。
基本的にはシンプルな構成かなと思います。

また、外で録るときはiPad Pro11インチ+Hyper X SolocastというUSBマイクで録ることもありますが、最近は静かな環境を用意できないので、PCメインの構成になっていますね。

まとめ

形から入りたくなる&ガジェット好きの性分にとって、機材は割と沼の領域だと思うんです。分かってくれる配信者の方は結構いるはず…笑
構成を考えるだけでも楽しいんですけどね。
一人でやっている分こだわればこだわる分だけやり込めるので、これからも探求していきたいと思う反面、割と自分に合った構成を見つけられた気がするのでネタや番組構成にもこだわっていきたいですね。

まだまだポッドキャストの沼は深い・・・。

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