ライブの感想

割と美と暴力って近いと思ってるんだけど、今回のライブはかなり暴力的だったと思う。
私の好きバンドは普段から暴力と自由のちょうど間くらいにいる。やっぱり私にとっては変化って暴力なの。で、変化は15歳〜25歳までは絶え間ないわけ。つまり暴力に常に曝されてるような状況に誰もがあるんだけどそこではじめたものってやっぱり若さ特有の輝きを持つものになるって思った。続けすぎたら大抵は石みたいになっちゃうけど、先が見えない（または見ない）状況で走ってる人の汗は綺麗なの。でも全然変わらないところもある。自由は、ボーカルを置く環境にあると思ってるんだけど、メンバーは全員きっと彼が歌詞にしたり曲にしたりするような大事なものを触らないでいてくれる人間なんだと思う。良い意味で今だけに夢中になれる人だと思う。なんか、曲とかSNSとかMC以外に彼に触れる機会がないんだけど、大事なものは抱きしても逃げてしまうことがあるから大事にするんだと思う。彼の生い立ちからそう思うこともあるし、責任感も強いし、守るものがあるのね。そのために戦ってるんじゃなくて結果論として戦うことで守れたって感じがする。