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アスメシに山椒(さんしょ)いる!?

薬膳の視点からお話しすると『要ります』☺︎

と言うより、

この乾燥する季節にはぜひ入れたい食材


山椒の味はピリ辛

薬膳では『辛い』味は五臓の『肺』を元気にする味なんです

肺の仕事は呼吸がメイン。この寒くて乾燥する空の下、全速力で走りっぱなしの15分〜30分。肺も全力で頑張っています。しかもサッカーは止まったり走ったり、強い相手だと左右に振られて呼吸と動きが伴わないこと続き!

呼吸がうまくいかないと、バテるのも早いし、横腹も痛くなるし、昨日、途中交代した選手は背中も痛そうでコーチがベンチでさする姿もありました(背中は肺の反射区のひとつと言われています)

呼吸で新鮮な酸素も取り込めないと酸素不足で足がつったりすることも起こりやすくなります

息する肺は乾燥がダメ

薬膳では、肺は乾燥に弱〜い臓器。だからあの夏の暑さから一気に寒くなった今、ジメジメからカラカラに移り変わったことで空咳やむせ咳などの肺のトラブルが出ている人も多いのでは?

(私も今年は急に来た寒さにあなどっていました💦イネアレルギーが少し出ています( ノД`))

寒空の下で一日中外にいて、走り回るスポーツでは呼吸器である肺が乾燥し過ぎないように待っている時はマスクも有効だし、飲み物をちょこちょこ飲みすることも大事ですね。

食材では、少し『ピリ辛』が良いとされていて、山椒(さんしょ)や七味、一味、しょうが、にんにく、玉ねぎ、白ネギなんかもピリ辛になります。

うちのクラブチームは、おにぎりを推奨されてるので具材を工夫して、山芋ご飯にしょうがを入れてみたり、スープを玉ねぎや白ネギを煮込んだものにするなど、しています。今日は市販の白カブスープにほんの少し黒コショウも。ポイントはすこし、です。

なぜなら

注意するべきは、『とても辛いもの』

温まりたいからとキムチやカレーなど、その人にとって辛過ぎるスパイスは逆効果になります。黒コショウもとても辛い食材に入ります。

ドロ鼻や空咳、喘息がある方などはかけすぎない注意が必要です。

そう言った辛くて体を温めるものは、どんな時に食べるのがいいのかなどは講座でお伝えしていますので、興味のある方はぜひ、まんなか薬膳の『秋講座へ』☺︎

何はともあれ

『薬膳は愛である』その人のことを想い、その人のために選んだ食材を食べやすいかたちにして出す。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

まんなか薬膳は、薬膳の視点から、子ども分子栄養学アドバイザーの視点から、この子のどこに薬効を持っていきたいから何を選ぶのか、という感じでやっています。

色んな失敗を経て、こだわらないことを覚えました。基本は食べたいものを食べる、幸せの感覚を大事にしています。

よろしくお願いいたします🙏

まんなか薬膳 長谷川康子