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あなたの常識が、あなたを縛っていませんか?変わる価値観と自己肯定感

こんにちは、ゆれるミドルの歩き方です。

はじめに

「そんなの常識だろ」「普通はこうするもの」「当たり前じゃない?」

私たちは日々、こうした「常識」に縛られて生きています。でも、その「常識」本当に正しいのでしょうか?

「常識」とは、その時代や環境によって多数の人が信じているだけのものであり、必ずしも最善の選択肢とは限りません。
時代が変われば、常識も変わります。むしろ、「常識にとらわれず行動した人」が新しい価値観をつくり、社会を前進させてきたのです。

私自身も「常識を疑う」ことで、人生の選択肢を大きく広げてきました。

あなたの「常識」はどこから来たのか?

私たちが信じている「常識」は、多くが 親・学校・職場・社会の価値観 によって作られています。

例えば、こんな「常識」を刷り込まれてきませんでしたか?

・いい大学へ行って、いい会社に就職する
・仕事は一つの会社で定年まで続けるのが安定
・転職を繰り返すのは良くない
・男は仕事を優先、女は家事・育児を優先
・結婚して、子どもを持つのが幸せ

これらの「常識」は、本当にすべての人にとって正解なのでしょうか?

昔は、終身雇用が当たり前でした。でも今は、転職が当たり前の時代。副業やフリーランスという選択肢も増えています。

「常識」だと思っていたものが、実は単なる「思い込み」や「時代遅れの価値観」だったということは少なくありません。

常識に縛られると、自己評価を下げてしまう

「常識」に従って生きていると、自分の価値を見誤ることがあります。

例えば、こう考えてしまうことはありませんか?

  • 「転職したいけど、定年まで働くのが安定だから辞められない」

  • 「周りは家を買っているのに、自分はまだ賃貸」

  • 「結婚していない自分は、何か欠けているのでは?」

これは、「常識」が 自分の自己評価を低くしてしまっている 例です。

でも、本当にその「常識」に従う必要があるのでしょうか?

大切なのは、「今の自分の価値観に合った選択をしているか?」です。

歴史を変えたのは「常識を疑った人」たち

歴史を見ても、常識を疑い、非常識な行動をした人こそが、新しい価値を生み出してきました。

  • ガリレオ・ガリレイ:「地球は太陽の周りを回っている」と唱え、当時の「常識」を覆した

  • スティーブ・ジョブズ:「携帯電話でインターネット?ありえない」と言われた時代にiPhoneを生み出した

  • イーロン・マスク:電気自動車なんて無理と言われていた時代に、世界を変えた

彼らは「非常識」と言われながらも、「自分の信じるもの」を貫きました

皆が大きな偉業を成し遂げる必要などありませんが、自分の信じる道を貫く姿勢は大いに学ぶものがあります。
私たちの日常でも、これと同じことが言えます。

「これが常識だから」と思考停止するのではなく、「それって本当に正しい?」と一度立ち止まってみること が、新しい可能性を開くきっかけになります。

常識を疑うことは、自己肯定感を高める

「常識」を無条件に受け入れるのではなく、「自分にとっての最善は何か?」を考えることで、自己肯定感が高まります。

例えば、
「仕事=会社に就職して行うこと」ではなく、「仕事=価値を提供すること」と考えたら?

「結婚=幸せ」ではなく、「自分の価値観に正直な生き方が幸せ」と考えたら?

視点を変えるだけで、「自分は間違っていない」→「自分らしい生き方を選べている」と思えるようになるのです。

常識に縛られず、自分の軸を持とう

私が「世間の常識ではない選択」をした例をいくつか挙げます。

1年間の育休を取得

「男性が長期の育休を取るのは難しい」と思われがちですが、実際に1年間育休を取得しました。
当初は「キャリアに影響が出るのでは?」「周りに迷惑をかけるのでは?」といった声もゼロではありませんでした。しかし、実際に育休を取ってみると、それまで気づかなかった家族との時間の価値や、仕事に対する新しい価値観を得ることができました。今の独立に繋がるきっかけも育休からでした。

会社員を辞めて独立、複業

「安定した会社員の道を捨てるなんてリスクが高い」と言われることもありましたが、自分のやりたいことを優先し、個人事業とマイクロ法人を運営しています。
「会社員=安定」というのも、過去の常識に過ぎません。むしろ、ひとつの会社に依存せずに複数の収入源を持つことやマルチキャリアが当たり前になってきます。収入の柱が複数あることで、精神的な余裕も生まれます。

共働き・共育て

「夫は仕事、妻は家庭」という価値観は、もはや過去のものです。共働きはスタンダードになりつつありますが、我が家では共に働き、共に育てるです。
男性の育児参加が広がってきているとはいえ、まだ女性の育児割合が多いのが実情ではないでしょうか?
子どもの送り迎えは?
時短を取得しているのは?
夕食の準備は?
子どものお弁当は?

仕事と家事・育児の割合は各家庭に様々ですが、どちらかに偏りすぎない状態にすることも家庭の安定に繋がります。

こうした選択をしたことで、「家事や育児をやる男性」に対する周囲の視線が変わったのを感じます。でも、これは「男性が仕事、女性が家庭」という“古い常識”を持つ人が多いからこそ生じる違和感なのかもしれません。

まとめ

常識は「その時代の人が信じているもの」に過ぎない
「時代遅れの常識」を疑うことで、自己肯定感が高まる
常識に縛られるのではなく、自分の軸で判断する

もし今、何かにモヤモヤしているなら、「それって本当に正しい常識なのか?」と一度考えてみてください。そうすれば、もっと自由に、自分らしい人生を選べるようになります。

これからの人生を歩くヒントになれば幸いです。

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