変動金利を利用している人の50%が理解していないのは怖すぎる
マイナス金利がとうとう終了しました。
黒田前日銀総裁の時点で決着をつけておくべきでした。
長すぎました。
マイナス金利が終了し日本もとうとう
金利のある当たり前の世界に戻ります。
これから金利が上がるとするなら
最も影響があるのは住宅ローンです。
今回は変動金利に影響はないようです。
しかし、今後はわかりません。
上がっていく可能性は濃厚。
自分は12年前に住宅ローンを組んで、
最短2年の固定金利で返済し続けました。
変動よりも0.2~0.4くらい高い金利でした。
でも、納得していました。
変動金利が怖かったからです。
2年前にまとまった額を繰り上げ返済、
今年の夏より、固定から変動金利にする予定です。
変動金利にする理由は2つ、
・借入額がグレードの低い中古レクサスぐらいになった
・いざとなったら全額返済できる現金がある
です。
この2つを満たすまでは2年の固定金利と頑なに決めていました。
日本の住宅ローンの新規契約の70%以上は変動金利です。
これ、異常です。
そして、契約した約50%以上が変動金利を理解していません。
もっと、異常です。
数千万円の借金するのに
理解していないって。
イミフです。
たぶん、金利と毎月の返済額しか考えていないのでしょう。
「毎月10万円でマイホームが持てる」
そう考えてしまっているのではないでしょうか。
3千万円の1%は30万円。
1%の重みを理解できてない。
だから、軽々しく変動を選択できるのではないかと。
自動車の残価設定ローンも似ています。
月々の返済額が少ないからという
理由で選んでしまう。
残価設定額が高くなるからグレードを上げ、
オプションをたくさんつけてしまう。
結果、月々の返済額は減っても、支払う利息は上がる。
その仕組みを理解できていないのではないでしょうか。
もちろん、変動金利も残クレも
理解しているなら問題ありません。
しかし、金利、月々の支払額が安いだけで
選んでいるなら地獄が待っているかもしれません。
たぶん、数年間で変動金利は1%も上がらないでしょう。
つうか、上げられない、日銀は。
だって、50%の人が理解してないんだもの。
でも、5年後はわかりません。
嫌でも理解せざるを得ないでしょう。
変動金利、1%上がっても怖いです。
だって、インフレでもあるのですから。
そうなったら、支払いはどうなるのか。
恐いですね。