北緯55度の夏。モスクワ散策 #ロシフィン旅行
夏至のころにロシア、フィンランド、タリンの3カ国を巡ったバックパック旅行の写真たちを、ふと思い立ってnoteにまとめてみました。
冬とは違う北欧の姿。
北緯の高い国の人たちは、太陽に感謝をするmid summer vacationという日があるんです。日本で言うお正月のような感じです。祝日で、みな家族や親しい人たちと過ごすそう。
少し彩度の低い夏。パリッとした青空ではなく、白く明るい空が印象的なモスクワの写真です。
■モスクワの特急電車VSメトロ
空港からモスクワ駅に行くときの特急電車。
やっぱり空港とか首都の駅って、ロシアに限らず、日本も含めて、どの国も力を入れていてかっこいいから楽しい。
長い旅路で、ようやく目的地に着いたときに「着いたんだ…」と実感をもたせてくれるエントランスって大切だなって実感。
エクスプレスかっこええ!と思っていたんですけど、このあと乗り換えたモスクワ市内のメトロの威厳さにノックアウトされてしまいます。
なんだこれ。タイムトラベルした感すごい。
ソ連時代に建設された駅でみられる豪華な内装は、社会主義リアリズムを表現した装飾です。とくに戦後、1950~54年にかけて開通した5号線(環状線)には、まるで宮殿のように美しい駅が多く残されています。
当時の人たちがメトロや都市網にどのくらいその国の威厳というか、重要視していたのか、というのを体感できます。当時の都市体験って本当に大きなインパクトがあったのだろうなって。
世界各地に地下鉄はあるけど、年間輸送人員、つまり利用者数のトップは知っての通り東京。そしてその後を追いかけているのが、ロシアのモスクワなんだそう。
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■ロシアのお土産は可愛いし、クレイジー
ロシアの人は、とても律儀な人が多いです。慣習なのか、お土産をくれるんです。日本のお土産もっていくとすごく喜ばれるよ。
ロシアのチョコのパッケージもすごいかわいい。アリョンカのチョコ。
猫ちゃんかわいい。
「雑貨なんて、持って帰ってどうするの?」
って聞かれたこともあるけど、部屋にそっと飾っておくと、部屋のインテリアたちが、私が過ごしてきた唯一な時間をそっと守ってくれている感じがするんだよな。
ふと、その子たちを見て旅行の時間を思い出した瞬間に、その時間を過ごした自分のことまで愛おしく感じられる。気がする。
あ、そうそう。
少し変わり種のお土産もありましたよ。
■私が泊まったロシアのおうちは全般的にセンスが良すぎた
ロシアは民泊メインだったんですけど、お部屋のセンスがとってもすぎてびっくりしました。
冬が長いから、その分過ごす時間が長くなる家の空間を大切にするのかもしれないなあ。
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■モスクワで浴衣を着ました
国外旅行するときに浴衣を持参してるんですが、今回も持参しました。写真映えもするし、なにより現地の人が面白がってくれるのでおすすめ。
モスクワといえば、この建物。赤の広場は観光客がたくさんいます。
日本では、花火大会行かないのにどんどん浴衣が溜まっていく。
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■世界の百貨店を知りたいならグミ百貨店へ
どこまでも続くかのようなガラス屋根。
ガラスが素材として使用されるようになったのは、19世紀の産業革命以降。
グミ百貨店は、帝政ロシア時代の1893年に完成。モスクワを代表する百貨店だけでなく、ロシアを代表する建築物である。
1917年に発生したロシア革命の時点では店舗数が1200あり、革命後はグミ百貨店自体はソビエト政権により国有化されたが、個人商店はそのまま営業が認められた。
スターリン独裁体制の1928年に、全ての商店は国営にされた。
当時のソ連では珍しい「物資欠乏を起こさない商店」として、ソビエト連邦の経済としてのショーウィンドーの役割を果たしていたそう。
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旅行って最中はもちろん、日常に帰ってきてふとした瞬間に思い出して、私のなかに記憶や感情がすーっと溶けて私の身体になっていく感じがするんですよね。写真や現地で購入した雑貨を見ていると、その街の匂いや私を包んでいた音がふっと蘇ってくる時間が愛おしくって、時々無性に旅に出たくなるんです。
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一般人の日常的な視点で、旅行やホテルや不動産関係のことをnoteやTwitterに書いています。