感謝のことば
私がまだ高校生だったころ、偶然ノンカイ村と出会ってから、この村は私の故郷になった。彼らのつくる家族のような距離感に魅了され、私は何度もここを訪れている。
いつも家に泊めてくれるお母さんとお父さんには、どれだけ感謝してもしきれない。無知で未熟な外国人の私のことを娘のように受け入れ、たくさんのことを学ばせてくれた。
私の心と体を支えている生き方や考え方は、ノンカイ村の人たちから学んだものばかりだ。
ノンカイ村の全ての人との出会いが、私にこの本を書かせてくれた。
彼らの広くて温かい心に、この場で感謝の気持ちを伝えたい。