好きなライティングで暮らしていきたいー名大生インターン森戸洸賀の仕事と人生観
働き方の多様性が増してきた昨今で、好きなことで生きていくライフスタイルに注目が集まっています。
好きな書くことで生きていきたい森戸洸賀君は、名古屋大学の学生として学業に励みつつ、名古屋スタートアップ株式会社のインターン生としてライティングのスキルを磨いています。
今回は、働くことや将来像について、森戸洸賀君に同じくインターンの石川が伺ってきました。
森戸洸賀|プロフィール
1997年生まれ。名古屋大学の工学部、物理工学科材料工学コース在学中。現在は3年生。名古屋スタートアップ株式会社では、ライターのインターン生として活躍中。
好きなライティングと、インターンを通して学びたいこと
石川:大学では工学部で材料工学コースを学ばれているということをお聞きしました。理系の学部ですがライティングに興味を持つのは珍しいですね。
森戸:そうですね。確かに、大学のみんなは将来的には大学院への進学を考えている人が多いですね。就職するといっても材料に関わる学生は少なく、大手企業の研究部門に所属する学生が多いですね。
石川:森戸君自身は、大学を出たらどんなところへ就職へしようと考えていますか?
森戸:大学院も検討していますが、やっぱり書くことに携わることができる仕事に就きたいと考えていますね。
石川:そもそも、ライティングに興味を持ったきっかけは何だったんですか?
森戸:ちょっと前に、オンラインのコミュニティで少し書くことに触れ、その楽しさに目覚めました。その後、ブログを書きはじめて、「生計を立てたいな」とライターを目指すようになりました。
石川:ブログでは何を発信しているんですか?
森戸:思いついたことを書くような雑記ですね。例えば、ネガティブな人に向けて、「ポジティブが正解じゃないよ」と伝えるような記事ですね。
石川:エモい記事ってやつですね(笑)。
森戸:読んでくれるコアなファンがつけばいいと思っています。
ライティングのスクールがきっかけに
石川:名古屋スタートアップのインターンに参加しようと思ったきっかけは?
森戸:#micsschool のライター研修プログラムに参加したときに、講師の小澤さんから紹介を受けて参加しました。
石川:そこでライティングをやってみたいと熱が入ったのですか?
森戸:そうですね。そこで、ちょっと本気でやってみようかなと思って。
石川:このインターンで学びたいことは何ですか?
森戸:今、こたつ記事(家にいて書けるような記事)しか書いていないので、インタビューの記事や、旅の記事、おでかけ記事なども書いてみたいなと思っています。いろんなところで仕事をもらえるような記事を書けるライターになりたいので、その足がかりとなればいいなと思っています。
ゆくゆくは人の魅力を広める使命感を持ったフリーランスに
石川:大学に関係なく、将来像を伺えればと思います。
森戸:フリーランスのライターとして生きていきたいですね。
インタビューメインで書きたいなと思っていて、書くことやるなら外の世界を見てこいと家族からもアドバイスをもらったので、そういったことを大切にしたいなと思っています。
いろんな人に会って、話を聞いて、その人のことを掘り下げながら、多くの人に広めるためにインタビュー記事を書いていきたいなと思っています。
インタビューを終えて
働くことや将来像について、森戸君に伺ってきました。
話を聞く中で、仕事ありきの人生設計ではなく、好きなことを中心に考えた、イマドキの仕事と人生観のリアルが見えてきました。
好きなことで生きていくことはなかなか難しいものですが、森戸くんは人の魅力を広めるライターになりたいと芯を持ってコツコツとインターンで努力を重ねています。
今後、彼のおもしろいインタビュー記事が読める日が楽しみです。
取材・文=石川 新之助
写真=若目田 大貴