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【アルバイトインタビュー】卒業研究のテーマは動物との共生。mipig cafeの仕事を通して感じた、アニマルカフェの未来

こんにちは、ピグ姉の北川です。

mipig cafeは北海道から福岡まで全国に店舗展開しており、各店舗ではマイクロブタさんの魅力をお伝えするアルバイトスタッフが活躍しています。

今回ご紹介するのは、イオンモール幕張新都心店で働く、大学4年生のかれんさん。2023年4月からオープニングスタッフとして働いています。学生生活では「アニマルカフェと動物福祉」をテーマに、卒業研究を書いたそうです。

mipig cafeでのアルバイトと卒業研究のテーマには関連性があると話すかれんさんに、双方の結びつきについて詳しくお話を聞きました。

驚いたのは、マイクロブタさんの人懐っこさ

──mipig cafeでアルバイトを始めたきっかけを教えてください。

以前からアニマルカフェには興味があって、アルバイトをしてみたい気持ちがありました。ただ、どのような仕事内容なのかイメージがわかず、ずっと躊躇していたんです。

ある日、mipig cafe「イオンモール幕張新都心店」の出店を知り、オープニングスタッフなら全員が一緒のスタートですし、楽しく働けそうだと思ったので応募しました。

──マイクロブタさんやお店の第一印象はどうでしたか?

実際に触れてみて、こんなに人懐っこい動物なのか!と驚きました。お店も、海が近いことから「海賊船」がコンセプトになっていて、とても楽しそうな印象がありました。

船長になりきるブタさん

ショッピングモール内の店舗なので、ファミリー層が多いのも特徴です。小さなお子さんが気軽にブタさんと触れ合える場なので、教育にも良さそうだなと感じています。

──スタッフとして働く上での感想も聞いてみたいです。

店長がとても素敵な方で、社員もアルバイトも分け隔てなく接してくれるので、気持ちよく働けています。どんな情報も共有してくれるので、みんなでお店づくりをしている感覚がありますね。

──初めてのアニマルカフェでのお仕事は、大変なこともあったと思います。

最初はブタさんのお世話一つとっても大変でした。爪切りなども欠かさずお手入れする必要があって、慣れるまでは時間がかかりました。

ブタさんの爪切りの様子

mipig cafeは生体販売もしているので、新しい家族にお迎えしてもらえるよう、お客様との接客やコミュニケーションも大切にしています。どの子も可愛いくて、1回の来店で魅力をどう伝えるかはいつも悩みどころです。

卒業研究で「ペット需要と動物福祉の課題」を扱う

──学業では今、卒業研究に取り組んでいるそうですね。「アニマルカフェと動物福祉」がテーマと聞いていますが、詳しく教えてもらえますか?

私の専攻は観光学部で、国内外の観光施策などを普段は学んでいます。卒業研究ではアニマルカフェを取り上げて、重要な観光資源という見方ができる一方、果たして動物福祉の面では十分な取り組みがされているのかを調べました。

例えば、猫カフェなどのブームで需要が増すなかで、飼育崩壊の問題や動物の殺処分問題などがその裏で起こっていたりします。アニマルカフェはインバウンドでも人気なので、観光を切り口に卒業研究で扱うことにしました。

──書き進める中で、大きな気づきはありましたか?

早い段階で感じたことは、アニマルカフェにせよ生体販売にせよ、動物の飼育環境などに目を向けず、市場ニーズだけで動いてしまうと、ビジネスとしても上手くいかないということです。

動物が不健康なことで病気になる可能性が高まりますし、お客様側からしても、触れたい、迎え入れたいとはならないと思うんです。また、mipig cafeにお願いをしたアンケート調査の回答からも気づきがありました。

「“with pig-ブタさんとヒトが幸せに共生できる未来の実現-”」をミッションに掲げていて、その目的達成のためにさまざまな活動がされていると知りました。

mpigは自社でファームを持ちブタさんを育て、トレーニング期間をmipig cafe内で過ごし、お迎え後も専用アプリを活用してお食事などのサポートをしています。こうした活動の一つひとつに色々な配慮があることを知り、とても勉強になりました。

動物との共生をテーマに、これからも考え続けたい

──最後に、mipig cafeでのお仕事や卒業研究の経験を経て、アニマルカフェの未来についての考えを教えてください。

今回の卒業研究は、観光という切り口からアニマルカフェの需要について調べ始めましたが、最終的には動物福祉や動物との共生というテーマに辿り着きました。

アニマルカフェだけを取っても、動物の飼育管理などを徹底できている企業は残り、店舗も増えていくのではないかと考えています。

mipig cafeにお願いをしたアンケート回答の内容にも、学びになるコメントがありました。

「アニマルカフェの増減は大きな問題ではなく、それよりも『動物との共生』というテーマの中で、社会にとっての最適解を模索することが大事だと考えます」

最近では、クマをはじめとした野生動物との共生も社会問題になっていると思います。難しいテーマではありますが、今後も人と動物との関わり方、在り方を考えていきたいと思っています。

かれんさんのインタビューはいかがでしたか?
かれんさんはまもなく、大学卒業とともに、4月から輸入車ディーラーに就職されます。
mipig cafeでの学びが、これからの社会人として仕事で活かされることを願っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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取材協力:株式会社ソレナ

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