微弱電流医療機器NEUBOXの基本的な使い方について
こんにちは、一般社団法人微弱電流療法研究会、代表理事の作尾大介です。
この度のブログでは、微弱電流医療機器NEUBOXの簡単な使い方をまとめています。
初めて微弱電流医療機器NEUBOXを購入された方や、NEUBOXのデモ機を貸していただいた方に読んでいただくと、お役に立てるかもしれません。
NEUBOXはボタンが4つしかありません。
電源の入れ方は【MODE】という右のボタンを押します。
すると電源が付きます。
この状態では通電ができないので、左側にある【上の矢印ボタン】を押してください。
これでNEUBOXの通電が可能になります。
微弱電流医療機器NEUBOXの端子の使い方
NEUBOXを用いた通電(施術)には、先端に装備する端子を使います。
一つの端子を使って通電するには
一般的に、通電したい側のNEUBOXのコードには青色のマークがついています。
そちらのコードを通電したい端子に繋げてください。
反対側は何もない方を繋いで、それを患者さんに持っていただく。
青色のマークがある端子を患部に当てて通電する方法もあります。
多くの場合、圧痛部位や患者さんの訴える痛みに対しては、一側の端子を患部に、もう一側の端子を患者さんに握っていただき通電する方法があります。
※患者さんにもう一つの端子を握っていただく代わりに、パッドを患者さんの体に貼り付ける方法もあります。
また、両方の端子で患部を挟むように通電する方法。
筋肉の走行にむかって(起始停止部)通電する方法や、靭帯の付着部や関節部に通電する方法もあります。
患者さんのお悩みの症状に合わせて通電ができる、微弱電流医療機器NEUBOXの使い方
患者さんが訴える痛みや、お悩み事は急性(外傷やぎっくり腰、寝違え等)なのか?
あるいは長い間お悩みだった肩こりや腰痛、膝の痛み、頭痛、坐骨神経痛といった慢性症状なのか?
患者さんのお悩みごとに対して、微弱電流医療機器NEUBOXは通電のパターン(MODE)を変えることが可能です。
微弱電流医療機器NEUBOXには3パターンの通電モードがあります。
モードというボタンを押していただくと、
・standard(スタンダード)
・strong(ストロング)
・gentle(ジェントル)
という3つの通電モードがあります。
※電源を入れてModeボタンを押すことで、通電のパターンを切り替えることができます。
3つのモードは通電の波形の特徴によって、分類されています。
最初に電源をつけた時点では、standardモードになっています。
外傷や急性の痛みに対してはstrong(ストロング)モードを推奨しています。
また、慢性痛や電気の通りが悪い時にはgentle(ジェントル)を使用いただくと、患部に電気の通りやすくなります。
ですが、多くの場合はstandard(スタンダード)モードだけでほとんど問題ありません。
もし、電気が通りにくい時は付属のジェルを使って通電箇所にあてていただくと、より通電しやすくなると思います。
※最初のデフォルトの設定はstandard(スタンダード)モードに設定されています。
微弱電流医療機器NEUBOXの電流の強さを調整する方法
左にある矢印のボタンを押し続けると電気の強さを調整できます。
・standard(スタンダード)
・strong(ストロング)
・gentle(ジェントル)
どのような通電パターンに関わらず、左にある矢印のボタンを押し続けると電気の強さを調整できます。
300mAの通電範囲ですので、電流の強さは最大にしても問題はありません。
微弱電流医療機器NEUBOXの電源を切る方法
NEUBOXの電源を切る時は、通電をしない状態でそのまま放置してい電源は切れます。
早く電源を切りたい時はMODEボタンを長押していただいくことで、電源を切ることが可能です。
NEUBOXの充電はどれくらいの頻度ですればよい?
1日中(24時間)NEUBOXを使うなら別ですが、多くの場合整骨院や治療院でNEUBOXを使ったとしても、業務終了後に充電をすれば問題ありません。
また、過充電はありませんので治療院の業務終了後や、トレーナー活動、往診といった業務が終わってから夜に充電していただければ良いかと思います。
※もし、充電ができない時やすぐにバッテリーの容量がなくなるときは、販売先の方にお問い合わせください。
微弱電流医療機器NEUBOXを用いた臨床症例や、知見を発信しています
ここまでがNEUBOXの簡単な使い方になります。
この度のブログがNEUBOXを初めて購入された方、NEBOXを貸していただいた方のお役に立てば嬉しく思います。
最後に一般社団法人微弱電流療法研究会の紹介をさせて下さい。
一般社団法人微弱電流療法研究会では、微弱電流医療機器NEUBOXを使った、さまざまな臨床症例や知見の集積をおこなっています。
今まで捻挫や打撲といった外傷以外にも、花粉症やばね指、ぎっくり腰、腰痛、肩こり、ランナー膝、シンスプリントといった整骨院や治療院に来院なさる患者さんのお悩みごとを解消に導いた事例が沢山あります。
もし、一般社団法人微弱電流療法研究会に興味がありましたら、下記LINEのQRコードを読むURLからお気軽にお問い合わせください。
「一般社団法人微弱電流療法研究会ってどんなことをしてるの?」
と、軽い気持ちでメッセージをいただければ嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この度の記事がお役に立てれば嬉しく思います。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 一般社団法人微弱電流療法研究会 理事 作尾大介)