東京都|下村 一郎 さん
こんにちは!
micro:bit champion Japan 公式 note 担当のぽてさらです!
今日は、2024年メンバーの東京都|下村 一郎 さんをインタビューしました🎤
Maker Faire Tokyo にchampions で出展いただくにあたって、下村さんは大変にご尽力いただきました。準備も片付けも手慣れた様子が伺えた秘密については、以下の記事を読めば納得ですよ…!
下村 一郎 さんは何者ですか!?
「ネコマ製作所」(一応 個人事業主)代表
・micro:bitの周辺デバイスなどの製作
・教育用デバイスの商品企画、原稿執筆
・Maker Faireなどのイベント参加
・プログラミング教室の教材作成、講師
デバイスの制作関連で思い出深いのは、コロナ前にとある企業さんと「100均でプログラミング教育グッズを販売しよう」と構想していたことです!
スマホでプログラミングして、簡単にサーボモーターやセンサーを制御できる基板を考えていたんです。工作キットなども合わせて販売できたら、プログラミング教育に貢献できるのでは…と企業さんが意図してくださっていたのですが、コロナショックでお蔵入りになってしまいました。
以下のサイトでは、Scratch とmicro:bit を接続して「スポーツゲーム」を作れるコンテンツの原稿も書きました。
前職は、東京の小学校教材出版社勤務(定年退職)
・ICT関連書籍、小学校教材の企画編集
・校務用システムの開発
・プログラミング教材の企画
(教育情報化コーディネータ2級、情報処理安全確保支援士)
このことがきっかけで、趣味も半分ありつつ、今でもプログラミング教育に関わっています。
今年やってきた・やりたいことは?
2024年はたくさんのイベントに出展したので、写真とともに振り返っていきたいと思います!
変わったコントローラーの自作ゲームを作る人たちの展示会「make.ctrl.Japan 」にもネコリンピックを展示しました。
本職が技術者の方ばかりな中、展示会に来ている子どもたちは、ネコリンピックを見つけると駆け寄ってきてくれます!
お次はインディーゲームの展示会「Bit Summit」の様子です。
中国や韓国からきて出展している人たちがいて、参加者も海外の方が多かったです。有料・無料に関わらずいろんなゲームが並んでいて、中にはゲーム会社の人がスカウト目的で来ていたりもするイベントです。
Jimokids さんとのイベントでは、ついにストリートデビューも果たしました(笑)
Maker Faire はヤングメイカーの出展割合が高くなっており、大人が単独で出して出展できる可能性は低いんです。champion みんな参加できたのは嬉しかったですね!
関連して、国内では出展できないかと思い、ローマと深圳の Maker Faire にも応募したところ、審査が通ったんですね(笑)
深圳は入国のための申請や書類が複雑で、入国後も公安がウロウロしているので緊張しました。
世界中どこに行っても、年齢も関係なく、ネコリンピックを楽しんでもらえました。
出展中毒です。お金もかかるので、早く治したいと思っています(笑)
とはいえ10月はフランスのMaker Faire Lille(ダメもとで応募したがこちらも審査通過!)、11月にはとしまっこフェス(Jimokidsさんと)、東京ゲームマーケット・秋、Mini Maker Faire 大垣で出展予定です。
年の初めはイベント自体がない分、出展申し込みをしてしまうんですよね。そしてありがたいことに通ってしまったので、今年は存分に出展して、出展中毒が緩和されることを期待したいと思います(笑)
micro:bit の好きなところは?
コスパ最強なところです!
私自身、Arduino や Raspberry Pi などさまざまなデバイスを使うのに加えて、自分で基板を作りもしますが、 6個もセンサーがついていて、無線で簡単に通信できるのにこの値段というのは、やっぱりコスパがいいですね。
使い勝手や性能など、MakeCodeも含めていろいろ意見はあるところと思いますが、子どもたちがほとんど支障を感じずにプログラミングできるツールでなっている点でも、完成度は高いと思います。
それと、巨大なエコシステムです。
micro:bit に対応するハードウェアも、MakeCodeの拡張機能も、膨大にあります。全世界で活用している先生の実践の数も、他のデバイスではあり得ません。
マイ micro:bit の紹介してください!
LEDも光るし、ボタンも押せて、音も出せる、拡大版の micro:bit です。
裏には本物のmicro:bitがあって、このLED1つ1つの明かりを拡大版 micro:bit に反映しています。
ワークショップのときに、子どもたちにわかりやすく説明できるように、1m四方のでかいバージョンも作っているところです。
持ち物チェック!
生まれた時に、母親が私の写真を撮ってくれたカメラです。
おそらく昭和30年頃に、当時日本でたくさん作られたライカのコピーなのですが、レンズもしっかりしていてまだ使えるんです。先日ライカ専門店でオーバーホールして、1回旅行に行けるくらいの金額が出ていきました(笑)
今度は自分が母の写真を撮ろうかなと思っています。
※この後、せっかくなのでぽてさらもオンライン越しにこちらのカメラで撮影していただきましたw
コンビニに行ったら何を買う?
コンビニではなくて、近所にあるまいばすけっとに行くんですよね。イオン系列で安く必要なものが手に入ります。
まいばすけっとで買うのはビールです。
地域自慢
東京都杉並の自慢は、都内にしては緑が多いところです。
すぐ隣は武蔵野市で、大きな公園などもあります。
昔から教育熱心な地域で、ICT教育も盛んな天沼小学校は有名です。
いろいろなところを散歩しますが、新しいところにいくようにしているので、行きつけやおすすめというのはあまりないですが。
最後に
これからも、ネコリンピックの新作を頑張って作り続けたいと思います!
またイベントも出ます!でも、奥さんの目もあるので、来年のテーマは「お金を稼ぐ」です。活動を続けられるように、仕事も待っています!