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栃木県|中内 章一 さん

こんにちは!
micro:bit champion Japan 公式 note 担当のぽてさらです!

今日は、2024年メンバーの 栃木県|中内 章一 さんをインタビューしました🎤

中内さんとは、今年 champion に応募していただいたことをきっかけにいろんなイベントでご一緒することになり、今年はたくさんお目にかかれているのです!
中内さんは他にも技術系のコミュニティに関わられていることから、コミュニティのあり方について、気さくにたくさんアイデアをくれる欠かせない存在です!

中内 章一 さんは何者ですか!?


  • 「組み込み系」のプログラマー

  • CoderDojo 西那須野の champion

キャリアの中では、医療系ハードウェア制御のソフトウエア開発などに携わってきました。MRIに入るときには大きな音が鳴るのですが、検査で入るときには「これは俺が作ったやつだな」とわかります(笑)その後は、コードを書くよりは仕様を決めたりすることがメインでした。

ハードウェアに関わるキャリアが長い分、micro:bit も含めて、ハードウェアの制御に関わっている時は、心が安らぎます。ソフトウェアを作るにしても、コンピュータの基礎的な下層域のことを知らないといいものは作れないからと、先輩からも丁寧に教わってきました。

また、「プログラマー」といっても、仕事で扱うのはWEBサービスなどで使うプログラミングとは違って、機械を動かすためのコードは数字の羅列みたいなパッと見ではわかりにくいものなんです。みなさんがイメージするプログラムとはちょっと異なるかもしれません。

CoderDojo を始められたきっかけはなんだったのですか?

とちぎ Ruby 会議の実行委員長をしていて、2013年のとちぎ Ruby 会議に酒匂寛さんに登壇してもらったんです。

酒匂寛さんは、「小学生からはじめるわくわくプログラミング」の出版にも関わられています。
会議の打ち合わせの時に、アラン・ケイの有名な論文の続編の翻訳をされていることを教えていただいたんです。
その元の論文にも興味を持って読んだのですが、中には、タブレットを持った女の子と男の子が絵が描かれていたんです。

picture of two kids sitting in the grass with Dynabooks(C) Alan Kay https://wisdom.nec.com/ja/innovation/2019062401/index.html

1970年代にこの絵が描かれていることに衝撃を受けました。
2013年当時、技術的には明らかに実現できる環境にあるのに、まだ実現しきれていないと感じ、「これを実現させたい!」と強く思いました。

子ども向けのプログラミングには関心がある理由は他にもたくさんありますが、この出来事は活動の原点になっています。自分のHPにも、上記の絵をモチーフにしたイラストを載せたりしているほどです。

そのあと、星野 champion がとちぎ Ruby にきてICT教育についても話をしてくれたりして、子どもをつれて星野さんの活動を見に行ったりもしました。そこから、自分にもできそうだと思い、いろいろ調べて、2022年から CoderDojo を始めました。

CoderDojo などにおいては、子どもたちが楽しむことを一番に、その中で学んでいく環境にしたいと思っています。

今年やりたいことは?


micro:bit はもっともっと、今後も使っていきたいと思っています!
先日は、 Maker Faire のように作品を展示したり、PCを分解するワークショップなどのイベントを黒磯で開催したんです。
岩野 champion村上 champion も駆けつけてくれて、CoderDojo のみんなとカーリングをしたりしました。カーリングは何度やっても盛り上がりますね!

micro:bit の好きなところは?


小さくてかわいいところです!
ロボットを作った時などに、顔として手軽につけられるハードウェアってあんまりないと思います。
小さい割にはできることが多いですし、いいですよね!

マイ micro:bit の紹介してください!


念力カーです!手をかざして念力を送ると、車が動くんです。

ね、念力センサーですか!?

信じる子、いるんですよね(笑)
6年生くらいの子たちにバックグラウンドの仕組みを見せてあげると、「そういうことか」って思ってくれるんですけどね!

持ち物チェック!


RHODIAのメモ帳です!

人前ではじめてプレゼンした時にもらったんです。
そのときのことを覚えておきたくて、ずっと使っています。

ポケットにも入るサイズなので持ち運ぶのにも便利ですし、何冊か手元に置いておいて、何かあった時にすぐにメモできるんです。

大人買いしたのであと10年くらい使えます!

コンビニに行ったら何を買う?



地域自慢


自宅の2階からの景色です!

わ!うらやましい!!

田植え直後の1週間くらいしか、水に空が映るこの光景は見れないんですよね。この時期はとっても好きです。
写真にもある那須岳には、村上さんとも近くまで行きました。

普段の様子

もともと東京に住んでいたんですが、就職のときに配属先を選ぶのに際して栃木を見にきた時に、この景色に惚れて移住しました!

最後に


栃木県の那須塩原市では、地域の公民館が小学生向けにさまざまな体験講座を主催しています。私も声をかけてもらって、これまでに4回、 micro:bit をつかった3日間のものづくり講座を開催しています。

次回は 1月で、今年度最後の大きなイベントになるので、達成したいと思います!開催報告はブログにあげますので、ぜひ見てください!

ちなみにこれはこたつさんという知人に依頼して作ってもらった「両手で持って遊べるブレイクアウトボード」を使っています!
サーボモーターでルーレットやおみくじを作るお題を出して、各々作品を作りました。

こたつさん…何者!?すごすぎますね!

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