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青森県|前多 昌顕 さん

こんにちは!micro:bit champion Japan 公式 note 担当のぽてさらです!

今日は、2024年メンバーの 青森県|前多 昌顕 さんをインタビューしました🎤

ICT を初め、便利なものをたくさん使いこなしている前多先生の引き出しは広く、深く...「持ち物チェック」で教えてもらった Stream Deck は早速 私用 iPhone にインストールしました(笑)皆さんもぜひ!

前多さんは何者ですか


前多先生は自称「平凡な小学校教員」とのですが、内輪でしか「ジョーク」として受け流せないので、たくさん発信されている活動を教えてください!

◆YouTube チャンネル

この8月までの2年間は、動画を休まず毎日出し続けました。
忙しい先生にも見てもらうことを意識して、1本5分弱の短い尺のにすることを心がけています。

フォロワーは8,000人いますが、1万人目指して頑張りたいと思っています!

◆ これまでに出した本

今は4冊目を執筆中です。9月末までに原稿を仕上げないといけないので、苦労しています。進捗は50%というところでしょうか...

そのほか、EdTechZineでICT関連の特集記事の執筆も行っています。

明治図書さんから原稿依頼をいただくこともあります。

これまでに締切を破ったことがないので、編集者さんから信頼をおいていただいているのではないかと勝手に思い込んでいます。
最近は、ありがたいことに EDIX や関西ICT展などでの講演も依頼を受けています。

日本デジタル・シティズンシップ教育研究会@札幌の様子

普段田舎にいるので、認知されたいという強い思いから、発信を始めました。
でも、これだけ発信をしていても地元の人には知られていません。

自分では大したことじゃないと思っていることでも、発信すると「ありがとう」と言ってもらえる経験があったので、講演などの際には「『こんな内容でいいのかな』と不安に思うくらいなら発信した方がいい」と周りの方にも伝えています。

今年やりたいこと


今年は学級を担当していないので、実はなかなか授業に出動するタイミングがありません。
それでも、各学級で1回はプログラミングの授業をしたいと思っています。高学年はもちろん micro:bit で!

micro:bit を使う時には、やっぱり一人に一つ使わせたいですね。
初めは一人で取り組めない子たちも確かにいるんですが、「できそう!」というスイッチが入ったときには、自分の手元で、自分のペースで取り組めるような環境にしておきたいと思っています。

足りないときは貸し出しますので、ぜひ実践してください!

V1も合わせたら足りるんですけど、V2があるとやっぱりV2で実践したくなりますよね。
音を出すって、やっぱり楽しいんですよね。

必要なくても、カーリングのときに音を流したがったり、全然関係ないところでも音をつけたい子って、多くないですか?

めっちゃわかります!「やりたい」を形にできるって大事ですよね...

micro:bit の好きなところは?


値上がりしているとはいえ、micro:bit は他のハードウェア教材に比べたら安価ですよね。
壊れるくらいたくさん使って!特別なものじゃなくて、おもちゃの延長くらいの感覚で触っていいよ!って言ってあげられるのが好きです。

それから、剥き出しで、ブラックボックスじゃなく、オールインワンなところ。
耐久性や安全性を考えて、いろんなケースも出ているけど、個人的にはそのまま使うのが好きです。

マイ micro:bit の紹介をしてください!


これは、声の大きさに合わせて丸のグラフが光るという作品です。

着任挨拶は、スーツ着て、コレをつけて、「先生はプログラミングが好きです!」というのが私の定番なんです。子ども受けはめっちゃいいです!

この作品は、卒業式の練習でも活躍します。
「大きい声で話す」ことが苦手な子にこれを渡して、どのくらい大きな声で話したらいいのかを視覚化しています。

「もっと大きく」など、これまで指導が曖昧になってしまっていた部分をテクノロジーで補助することができます。
声の大きさの感度は変えられるようにしているので、その子に合わせて「大きい声が出せた」という成功体験を積み重ねられるように、プログラムを工夫しています。

持ち物チェック!


最近手放せないのは、Stream Deck です。
いろんな定型処理のショートカットを覚えさせて、ボタンひとつで処理ができるようにする優れものです。
たとえば、chatGPTのショートカットボタン(最上段、左から3番目)を押すと、Chat GPTのプロンプトで、自分がよく使う定型文をさらにボタンに表示することができます。特定の定型文をクリックすれば、自分で入力する必要がありません。

Final Cut という動画編集アプリのショートカットボタン(画面上から2段目、左から2つ目)を押すと、Final Cut アプリ上のショートカットがさらに表示されます。自分がよく使う編集機能を覚えさせておけば、いちいちメニューなどから編集操作を選ぶ必要がなくなります。

仕事の効率化を図り、作業時間を抑えていますが、このStream Deck を育てることには、たくさん時間を費やしています(笑)
自分好みのショートカットを覚えさせた上で、使っているうちにボタン配置を変えよう、このボタンの処理内容を変えよう...といじっているのが楽しいです。

自分のスマホにショートカットを覚えさせて使える無料版もあるので、試すにはこちらもおすすめです。

このあと入れて使ってみます!

コンビニ行ったら何を買う?


セブンイレブンの、「0カロリーサイダートリプル」です これを買うために、わざわざセブンイレブンを選んでコンビニに行きます。

糖分は0ですが、香料の感じなどが昔ながらのサイダーに近いです。 Amazonで買った血糖値計で、血糖値を測りながら飲むこともありますが、全然大丈夫です。 (余談ですが、カレーはものすごい血糖値が上がり、なかなか下がりません。探究しています。)

セブン&アイのスーパーは近くになく、箱買いができないので、コンビニでまとめ買いしています。これがあれば、間食もしなくていいんです。

最近セブン&アイ買収の話がニュースになっていますが、株主以外でこのニュースを気にしているのは自分くらいじゃないかと思っています。サイダーがなくなったら...と不安で仕方ありません(笑)

地域自慢


何にもないのがいいところなんですよね。
人がいないところもいいところです。

よく「田舎は隣近所の関係が...」というステレオタイプを聞きますが、それはなくなっていると思います。
人がいない分、家の前でBBQしても気になりません。

津軽地方ということでいうと、実は煮干しラーメンに特化した激戦区なんですよね。
多分、東京の人が考えるのとは少し違って、「煮干し出汁」ではなく「煮干しテイスト」です。煮干しのポタージュみたいなラーメンスープが特徴です。

おすすめの煮干しラーメン店は、「長尾中華そば」です。東京にも神田店があります。
このお店は、オープンした時から行っています。昔はポイント10万円分貯めると「名誉会員」になれる制度があって、店に名誉会員専用の「丼ぶり」を置いておいてくれたんです。私ももちろん名誉会員でした。

あるとき、家族で初売りに行った帰りにお店に行ったことがあるのですが、外で並んでいたら店員さんが熱烈に挨拶をしてくれたことがありました。
並んでいる人も、家族も「なんなんだこの人は?」という目で自分をみていた思い出があります。

最後に一言


4冊目の単著を出す予定なので、ぜひ多くの人に手に取っていただきたいと思っています。また、以前書いたCanvaの本が第5刷を迎えることができました。こちらもぜひ役立てていただき、第6刷になったらいいなと思っています。

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