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長野県|両川 晃子 さん

こんにちは!
micro:bit champion Japan 公式 note 担当のぽてさらです!

今日は、2024年メンバーの 長野県|両川 晃子 さんをインタビューしました🎤

両川先生は、スクールカウンセラーなどの臨床において micro:bit を使ってくれています。脳の動きなどの視点から micro:bit 活用の効果などを教えてくれるのが本当にとっても大好きです!!

両川 晃子 さんは何者ですか!?


  • 大学病院の心理師(子どもから高齢者まで)

  • スクールカウンセラー

  • 大学の非常勤講師(教育におけるICTの活用が中心)

私の大学時代はパソコンが出始めたころで、情報科学の研究室でプログラミングを習いつつ、「手書き文字を、XY座標のデータにする」バイトをしていました。

そんな仕事があったんですね… 全然想像がつかない…

その後つくばの大学院に進学し、知的障害の子どもたちがコンピュータを使って学ぶ方法を研究したり、情報処理科の助手をしたり、時々授業もしたりしていました。

当時も子どもたちの臨床をしており、子どもとプログラミングができたら楽しいだろうなと思っていました。発達障害・心理・情報科学などの分野が研究範囲だったので、シーモア・パパートにも会ったことがあります。

結婚してからは長野に移住し、子育てに専念しました。復帰後、合理的配慮としてのICT活用などしていたところGIGAが始まり、県のICT推進協議会のアドバイザーをさせていただくようになりました。

こうしたキャリアを歩むきっかけとなったのは、子どものときのある男の子との出会いがきっかけです。勉強ができずにいじめれていた彼ですが、ラジオを作ることが得意で、周りが高校に進学する頃、彼は電器屋さんで働き始めました。すべての人に、自分の輝ける未来があると実感して、私の中に軸ができて、今、社会の流れに乗っているなあと感じます。

現在、病院では認知症や発達障害、てんかんなどの方の神経心理学検査をし、研究やプロジェクトにも関わらせてもらっています。大学ではICTリテラシーやサイバーセキュリティ、生成AIまで幅広く教えたりもしていて、いろんな場所を渡り歩くからこそ、新しい知識のインプットとアウトプットのバランスが取れるように感じています。

今年やりたいことは?


今年は、ずーっとやりたいと思っていた不登校の子たちを対象にしたワークショップができたんです。

なかなかリアルで集まることが難しく、ずっとオンラインで実施していたのですが、今回はみんなで集まって「数字当てゲーム」をしました。

数字当てゲームのプログラム(A・Bボタンで数字をセットして、何が表示されるか当てる)

かけ算の練習にこのプロジェクトが使えると気づいて楽しみ始める子、コードを見るなり自分なりのアレンジを思いつく子、誰とも話せなかった子が、人前で笑ったり声を出したりする姿…それぞれが新しい楽しみを見つけていくのが見られることがとっても嬉しかったです。

心理師として子どもたちの学びを支えたり、病院で患者さんのアセスメントをする中でも、micro:bit を使うのは、こうした理由からです。普段使っていない脳の部分が活性化されることを期待しています。
子どもたちの未来を明るく照らしたいという私の仕事への思いを実現するのに、micro:bit はぴったりです。

micro:bit の好きなところは?


このコミュニティにいられることがとっても嬉しいです。
micro:bit を使った話をするとき、皆さんとても楽しそうで、わいわいできます!このコミュニティは、パーフェクトです!

champion たちと台湾を満喫する両川さん

マイ micro:bit の紹介してください!


前述の「数字当てゲーム」が定番です。
おすすめなので皆さんもやってみてください!

持ち物チェック!


ご飯食べるの忘れちゃうので、最近はカロリーメイト必携です。

あとは、これまでずっとなかなか海外に行けていなかったので、今年は micro:bit LIVE 台湾と BETT Asia でマレーシアに行ってきました!マレーシアで買った記念の水筒と、ノベルティでもらった microbit の水筒も、最近のお気に入りです!

コンビニに行ったら何を買う?


夏はアイスコーヒー、冬は肉まんです。
どこに出勤するときはあそこのコンビニ…と、経路の中にあるコンビニを行く先々でチェックしてます!

地域自慢


安曇野の自慢を!

スキーで有名な白馬も1時間以内に行けるのと、近くには大町ダムもあります。

ダイニングから見える北アルプスと田んぼの景色がすっごくいいんですよね。

ダイニングから見える春夏秋冬

これは家を一歩出るだけでリフレッシュになりますね!!

最後に


自分らしさを活かせるツールに出会っていない人もまだまだいると思うので、 micro:bit の普及を頑張っていきたいです!


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