群馬県|関口 悠 さん
こんにちは!
micro:bit champion Japan 公式 note 担当のぽてさらです!
今日は、2024年メンバーの 群馬県|関口 悠 さんをインタビューしました🎤
ちなみに EDIX 直後にインタビューをしていまして、関口先生が EDIX で一番楽しんだのは安藤昇先生の実践発表とのことです!
関口 悠 さんは何者ですか!?
CoderDojo 前橋チャンピオン
Microsoft Innovative Educators Expert
Google for Education 認定トレーナー
Kahoot! アンバサダー
Minecraft Education Ambassadors
┗ マイクラカップ地区予選の審査員もやっています
私立高校の情報の教員
もう20年になりますね。
元々は理工学部にいて、大学院で数学科に進み、データ圧縮技術の研究をしていました。
非可逆圧縮の研究をしていて、フラクタル(自己相似性)を使えばうまく圧縮できるのではないかと思って、主に画像データについて、フラクタルとしてのルールをどうやって効率的に探せば良いのかを考えていました。そのルールが見つかれば、それをデータとして保存しておくことでデータ量が少なくできるからです。
そのため、今でいうデータサイエンス的なことを研究していたら、数学科の枠を出てしまうんですね。当時の指導教員には「専門外で手に負えない」と言われ、アメリカでフラクタル圧縮技術の特許を取った先生のところに入学することも考えました。
大学院在学中に、これからの人生を考えるとき、学費を稼ぐためにやっていた非常勤の教員の経験から、子どもたちと一緒にいるのが楽しくて、数学の教員になりました。
教員歴のうち、18年ほどは数学の教員でした。
今年やりたいことは?
一番は、マイクラなんです(笑)
昨年、マイクラカップに群馬からの応募は6チームあったものの、北関東ブロックの他県は2ケタの応募があったんです。
群馬でのマイクラをもっと盛り上げたい!と思っていて、6, 7月にイベントを実施します!
micro:bit に関連したことでいうと、情報I の授業のために、去年の高校2年生は学年全員が保護者負担で micro:bit を1人1つ持っているんです。学校側には一度購入を否定されましたが、なんとか説得して、こうした動きにつながりました。
micro:bit classroom を使って、基本的には Python の基礎を学ぶ教材として使っています。micro:bit じゃないと面白くない!って思っています。今年は、この授業をさらに磨き上げていきたいと考えています。
micro:bit の好きなところは?
パソコンにつければすぐプログラミングできること。
センサーや LED もついていて、いろいろできるので、CoderDojo でも使っています。
中学生の子の一人が、micro:bit を1つ渡したら、もう1つ自分で買って作品作りをするようになってくれていて、そのうちの1つの作品は、埼玉県の「夏休み発明創意くふう展」で大里地区金賞を受賞しました。
スマホを入れると、一定時間が経過するまで取り出せないケースを作ったりもしていて、とても使いこなしています。
マイ micro:bit の紹介してください!
micro:bit を多分10台以上は持っているのですが、そのうちの3台を紹介します。
右側は micro:bit カーですが、手前の micro:bit がコントローラーになっていて、コントローラーで車の操作をすることができます。micro:bit を傾けて前後左右に動かします。コントローラー側のA ボタンや B ボタンで車の LED を光らせることもできます。
左側は CoderDojo 前橋の寄付金箱として使っていました(今は寄付がなくても運営ができるようになりました)。中に滑車のようなものが見えると思いますが、これに磁石が取り付けてあります。お金が入ると滑車が周り、micro:bit 周辺の磁場が変わるので、お金が入ったと分かる仕組みです。寄付を頂いたときに、音を出して、LED で「Thank you!」と出るようになっています。
持ち物チェック!
これは、選んだ写真をケースに印刷してくれるサービスで作ったんです。
飼ってるんです!その上のペンギンは、飼ってないですよ(笑)
飛び込む瞬間がきれいに撮れた、気に入りの写真なので入れました。
MIEEの研修で、2017年にトロントへ行ったときの写真です。
また行きたいですね。
コンビニに行ったら何を買う?
コンビニに行ったら…ATM しか使わないです笑
先日子どもが体調を崩した時には、コンビニでちっちゃいカップ麺買いました。
地域自慢
生まれも育ちも群馬でして、やっぱり草津温泉かなと思います。
源泉の50℃〜90℃ある熱い温泉を、適切な温度にするための「湯畑」という仕組みがあって、これはインスタ映えします!
はい、でも県民にとっては温泉といえば草津ですね。伊香保は近すぎて、行ってきたよ、ってあまりならないです。
酸性が強い温泉で、この辺りにしか生息しない「チャツボミゴケ」っていうのもいるんです。
すごい硫黄臭いんですけど、とってもきれいな隠れスポットです!
最後に
championとして、この1年頑張りたいと思っています!
去年 micro:bit を買ってくれている子たちと、今年は micro:bit でデータサイエンスを学びたいと思っています!まずは来週の月曜日の授業頑張ります!