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神奈川県|府中 高助 さん

こんにちは!
micro:bit champion Japan 公式 note 担当のぽてさらです!
今日は、2024年メンバーの 神奈川県|府中 高助 さんをインタビューしました🎤
冒頭に府中先生が今年から外国語科の校内専科と伺ってから、言語学習や異文化交流について話していたら、大変深い気づきがあって質問しすぎてしまいました(笑)

府中 高助 さんは何者ですか!?


神奈川県横須賀市立浦賀小学校の公立小学校教員です。

今年は担任は持たず、4-6年生の外国語と6年生の算数、初任者の指導を担当しています。

先生の板書

英語は大学生の時から「自分には関係ないだろう」と逃げてきました(笑)

プログラミングも、大学当時「自分には関係ない」と逃げていたものの、校内で自分が率先して取り組むことになったことを踏まえると、「やらなきゃいけないことは人生のどこかで巡ってくるものなんだなあ」と実感しています。

今は英語に楽しく取り組んでいて、新しい発見もあります。
例えば、5, 6年生になるとクラスメイトのことは大体知っているように思ってしまいますが、自分ができる!ということを話すのがためらわれる様子があったので、まず友達同士で「You can ~!」を伝え合う活動を入れてみました。

日本語で「わたしはこれができる!」って言わないから、遠慮しちゃったりしますよね

友達に言われて「君はこれができるよ!」と言われると、自信を持って「I can ~!」と語れる姿が見られました。
改めて自分がどんな人間なのかを言語化する機会になったりもします。私自身も、恥ずかしいと思ったりしますが、子どもたちが励まされて、自分も「言っていいんだ」と思ってもらえるように、自分も頑張ろうと思うこともあります。

そういう、自分や他者との「コミュニケーション」を考えさせられることが多いなあと感じます。

プログラミングを最初にやった時も、普段当たり前にやっている思考の流れや手順を分析したり、分解したものを積み上げたりすることの大事さを感じました。当たり前を見直して立ち戻ることって大事ですねえ。

今年やりたいことは?


自分以外の先生にプログラミングの授業を実践してもらえるように、どうやって環境を整えたりサポートができるのかを考えるのが、今年のチャレンジです。

2017年から情報収集を始めたり研修に参加したりして、自分で実践してみて、その様子を校内でみてもらう段階までには、進んでいると感じています。今も、CS Firstなど は校内の他の先生方が進んで実施してくださっています。micro:bit も、自分がいなくても授業ができる人を養成することが目標です!

そのほか、パソコンクラブでは自由に子どもたちと好きなことに取り組めるのと、自治会内の子ども会で micro:bit を使いたいと思っています!

micro:bit の好きなところは?


最初に出会った時から、この小ささでいろんなことができたり、
簡単に動かすことができる点が魅力的でした!
センサーやコンピュータのしくみを実際に感じられるって、フィジカルプログラミングの一番いいところですよね。
ハートを表示させるだけでみんなが喜ぶシーンが、大好きです。自分のクラスだけでなく、自分の娘がやって楽しんだ瞬間に、自信が確信に変わりました(笑)

娘さんとmicro:bitで研究…

その後も、温度や光、音など、さまざまなセンサーや出力の広がりが見えて、どんどん遊べるのがいいです。

マイ micro:bit の紹介してください!


地域で 「8mm フィルムを募集して、それをつなぎあわせながら地域映画を作り上げ、上映する」という活動を総合的な学習の時間で行っていました。

コロナ禍での活動となったため、募集に際して「人が通ったらロボットが募集動画を流してくれる」という仕組みを作ろうと、子どもたちが作った作品です。この事例は、NHKにも取り上げてもらいました。

人感センサーが反応したら、embot が動いてパソコンのエンターキーが押され、動画が流れるという仕組みです。

こうした自由な発想に行き着くためには、経験を積むのがとっても大事だと思っています。
たくさん遊ぶからこそ、何かを作りたいと思った時に「あれができるかも!」「こんな使い方ができるかも!」と思考がつながると思います。

そういう「インスピレーションの連続」を子どもたちに体験させられるのも、micro:bit ならではだと思います。

「プログラミングの得意・不得意の個人差があるから」とか「まだO年生だから」と消極的になる意見が聞かれることもあります。でも、アイデアを形にする子どもたちの姿をたくさんみてきたので、「子どもたちには自分なりの熱中の仕方があるから、気にしすぎる必要はない」と私は思えています。

そう思わせてくれる子どもたちには感謝の気持ちでいっぱいです。なぜなら、
子どもたちが楽しむ姿を見ることで、他の先生方も「悪いもんじゃないか」とか「プログラミングやってみようかな」と思ってくださるからです。

持ち物チェック!


最近は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」にハマっています。
イギリスの「元・底辺中学校」に通っている中学生が主人公で、お父さんはイギリス人、お母さんは日本人という家庭環境に育ちます。
差別も経験しながら、生き抜いていくストーリーに魅せられています。

あとはこれ。今年の夏は生きてるだけで熱かったので、ハッカの冷感スプレーです。
ハッカ臭いと言われることもありました(笑)

コンビニに行ったら何を買う?


「脂肪がなくなる」というコピーのお茶を選んで、たくさん飲んでいます(笑)
1年前に健康診断に引っかかって、体重を20キロ近く減らしました。
それから健康に気を遣って、ずっと飲んでいます。

地域自慢


住んでいるのは横浜ですが、生まれ育ち、勤務している三浦半島の魅力を。
浦賀は「3分歩くと歴史にあたる」のが魅力ですかね。

例えば、浦賀湾の東岸と西岸にある叶神社は、地域の歴史ある神社で、ちょうどそろそろお祭りも始まるので、街中には提灯がたくさん並んでいます。

街に活気が出る様子から、住民が街の歴史を大事にしていることを感じます。
浦賀湾を横断する渡し船も、他の街にあまりない光景で楽しいですよ。

最後に


たくさんの子どもたちがmicro:bit を使える環境や体験のチャンスを、これからも作っていきたいと、心から思っています!



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