大阪杯~ノーザン以外の10頭分析
先日にてノーザンファーム生産馬8頭について書いた。
今回は残りの8頭について書きたい。
3番モズベッロ
近走は出足が遅く後方からの競馬が多い。5歳時にはある程度の位置が取れて速い末脚を使えていたが、今は使えないようで近走は10着前後の着順が続いている。2年前の大阪杯でレイパパレの2着に入ったが、重馬場で時計のかかる馬場だった。速い脚が使えず、かつ位置が取れないため今回は消し。
4番ノースブリッジ
昨年のエプソムカップで重賞を初勝利。毎日王冠では出遅れたが5着。天皇賞では求められた時計が速すぎた。AJCCでは重賞2勝目と勢いがあるが、下記に書いたように今回は消し。
5番ワンダフルタウン
京都2歳S、青葉賞を連勝したが古馬になってから結果が出ていない。ゲートを出てから中々前に行けず、中団から後方の競馬となることが多い。今回好枠を取ったものの、中日新聞杯のように内で溜められても馬群を捌けないと厳しいので今回は消し。
7番マテンロウレオ
中山金杯ではクリノプレミアムに外に寄られたためアラタとの間で挟まれてしまい、思うように抜け出せなかった。中日新聞杯で16番から先団につけられたように二の足も遅くない。馬群を捌けるスムーズさがあり、阪神も2-1-0-0と好相性。京都記念で2着と距離は持ちそうだが、アンドロメダSの勝ち時計が1.59.3と遅いのが気になる。ここ10年のデータから1.58台の時計が欲しい。時計がかかるなら。
8番ラーグルフ
坂で加速できるのは強み。中山金杯1着、中山記念2着と急坂のある中山で実績があるのは頼もしい。中山で外をロングスパートして実績を残しているのは強さが感じるが、立ち回りが求められる阪神では割引。また下記で書いたように今回は消し。
9番ジャックドール
今回逃げ候補の1頭。大阪杯は逃げ馬の成績が1-1-1-7/10と優秀。今回は逃げの名手武豊が鞍上。阪神は1-1-0-1と馬券外は大阪杯は5着のみ。昨年の金鯱賞を1.57.2で勝っており時計的な担保もある。去年の大阪杯は番手につけたアフリカンゴールドのプレッシャー、落鉄もあり5着だがG1初挑戦で5着。札幌記念で見せたように先団から差す競馬もできるため、先手を主張する必要が無いのもいい。
11番スターズオンアース
昨年桜花賞、オークスを勝利して2冠馬に。秋華賞は出負けたが最後は馬群を捌いての3着。秋華賞1着もありえたので、先日記事にも書いたが印を打ちたい。古馬との対戦が無いのが不安だが、ルメールJの継続騎乗は好材料。
16番ノースザワールド
但馬Sでは横の2頭が壁となり後ろからの競馬となってしまったが、二の足は速くスピカSのように外からでもスムーズに先団を取れる。阪神は1-3-2-3複勝率は67%となかなかの数字。但馬Sで阪神2000mでは直線詰まったが、マイル・1800で出せている時計は悪くない。友一Jはこのレース1-1-0-1と好相性で、先団で競馬して結果を出している。ディープインパクト産駒なのも嬉しいが、さすがにこのメンバー相手だと今回は消し。