橋爪亜衣子「浜松ぼんやり日記⑤たぶんか(5日目)」
ホストのゆうきさんにアレンジいただき、多文化共生センター(HICE: 浜松国際交流協会)へ。
半分留学生の大学職員をしていたり、多文化共生とアートのスタディツアーに参加したこともあり興味があって、長年HICEでお仕事をされている松岡さんと、文化系の担当でもされているえりかさんにお話しを伺う時間をとっていただいた。
私の住む大分の別府も海外の人は多いのだが、観光や留学生が大部分。製造業などで昔から海外ルーツ人材が多い浜松。
適応のための支援ももちろん(日本語や母語教室が地域にたくさんある)のこと、受け入れ側への支援などもされている。適応から共創へ、と市の方ではシフトがあるようす。
定型の文化紹介ではなく、様々なルーツの人があつまる仕組みをつくり、そこから何か生まれるかも、という取り組みも始まったという。成果を最初から規定しないものは市や国の予算化がしづらいので、これは協会の自主事業とされているとのこと。
社会にひとつのOSしかないと思わされている状態から抜けられるといいよね、多文化の視点はその助けになるかも、などと。お忙しいところありがとうございました。
数日前にレッツのふきこさんに教えていただいた喫茶店さくらんぼが開いている。たまたまいつもより早く開けたそう。昭和36年に建ったかぎやビル、ここで昭和53年?から喫茶店をされているという。写真集にも出ていたりする。カレーと生レモネードをいただく。おいしい。
レッツ(たけ文)に戻る。昼過ぎからやると聞いていた玄関ライブが、雨だからか2階で行われてる。配信もしている月1ライブ。マッスルさん(スタッフ)の演奏がパワフル。メンバーもスタッフも自由。明星さんも江州音頭、炭坑節など盛り上げる。いまだ合いの手が覚えられなくて、攻めあぐねる。
東京から友人が到着。4日前に愛知県瀬戸のゲストハウスでばったり会い、ずっと来たかったから橋爪さんいるなら、と急遽泊まることになったのだ。合流して一緒に、スタッフあきさんにこれまでの話など聞いたり、施設案内いただいたりする。また次の展開があるようす。
夜、MAWメンバー旅人とホストの竹村家全員で念願のさわやかへ!竹村さんアメリカ滞在の話など。市街地に戻って東京からの友人、その繋がりの方とバーなどへ。たけ文に帰ったのちも、ひきつづき友人と、スタッフの人びとと深夜まで。