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Mari「河津のフランスと禅の教え」(5日目)
9/17(日)5日目
福田家さんはさすがのよいお宿で心身が整えられた。
文豪たちがひいきにしていた理由を体感できた気がする。
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他の部屋の色紙も気になる。
チェックアウトし、バガテル公園へ。
ブックカフェスペースで昨日(4日目)のnoteを書くことにする。
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2階はコワーキングスペース。
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テーマごとの本棚がある。
しおりを挟んだままにできるようで、他の利用者の存在を感じるところもよい。
バガテル公園のことは早理さんがとても詳細に記録されていたので、ぜひこちらを!
一般的な観光旅行だと名所をめぐってバタバタしてしまうのだが、1週間あれば暮らすようにゆったりと時間を使うことができる。ワーケーションの良さを実感。
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パリのブーローニュの森にある、バガテル公園を再現した庭。
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しかし9月半ばとは思えぬ猛暑で、屋外を歩いているだけで息が切れる。
秋バラの見頃は10〜11月とのことで、涼しくなった時期にこのお庭を歩くのはとても美しくて楽しいだろうなと想像する。
河津に来てから和食(海鮮系)をよく食していたため、しょっぱい麺類が恋しくなってきた。
昨日も行った駅前のお店で五目ラーメンをいただく。
いったん宿へ荷物を置くため、電車に乗る。
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駅のベンチで1時間過ごす。海風が気持ちいい。
夕方からは、2日目にお邪魔した栖足寺さんで座禅をさせていただく。
三連休中でご多忙にも関わらず快く受け入れてくださった。
まずは、座禅と瞑想・マインドフルネスとの違いを教えていただく。
私はこれらの区別があまりついていなかったのだが、「〇〇のためにやる」などの目的を持たないこと、「無」にしていくことが座禅だそうだ。
姿勢をチェックいただき、10分の座禅。
すこし休憩時間を設け、続いて30分。
途中から左足がいたくなったり目の前を飛ぶ蚊が気になったりと、後半は気もそぞろになってしまった。
だが、鼻から吸って吐く呼吸をゆったりと繰り返し、半眼でじっと畳を見つめていると頭がすっきりしてくる感覚がある。
それはまさにまどろんでいる感じになるのだが、眠りと座禅は紙一重というお言葉に納得した。
また、絵を描く行為も座禅に近い要素があるのではと思う。
自意識を超えたところからふと訪れる感覚を掴むために、日々ものを見たり描いたりしてその時をキャッチできるようにしておくというか。
何かを表現したいという気持ちはベースであり必要な活力だと思うが、一方で自分の思いにとらわれすぎては見えないものがあると個人的には思う。
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日頃は仕事や生活のことでいつも頭が処理モードでグルグルしていたのだが、河津での滞在は「それらから距離をおいて、まぁゆったりしなさい」ということなのだとご住職はおっしゃっていた。
河津で座禅をさせていただいた経験は今後の私を助けてくれるだろう。
「何もしないをする」ことの大切さを教えていただいた。
千葉さん、ありがとうございました!