西松秀祐 「中心のないぐるぐる / 南伊豆1日目」
大分杵築市から伊豆半島への行き方がどのような方法があるのだろうか?と9月?10月?色々考えた挙句、最終的に金銭面と時間によって、杵築市から大分空港へ向かい、そして一度成田に飛び、電車で小田原まで出て、ガッツレンタカーを借りそこから南伊豆に向かうことにした。
目的地までの行き方は、作品の制作過程のように大事な感じがしていて、すごい重要だと思いつつも、毎回金銭面と時間面で決めてしまう。いつか真剣に向き合うべきだと考えている。
でもレンタカーで海側を通って行くか、山道を通っていくか、くらいは決めたいと飛行機の中では思っていたけれど、レンタカーを借りて走り出した時には、そんなことも忘れていて、何も考えずと山道を選択していた。でも山道できてよかったと思ったことは、去年マイクロワーケーションで滞在した函南町を抜けて行ったこと。個人的には函南町で知ったことを通して、伊豆にいつか行ってみたいと思っていたので、なんか去年の旅の延長が急に始まった気がして、ちょっと知った道にテンションが上がった。
自宅を9時ごろ出発し、自動車、飛行機、新幹線、レンタカーと乗り継いで南伊豆に到着したのは19時過ぎ、途中車を走らせながら伊豆は遠いな、とも思いながら、でもきっと九州が遠いのか。とも思いながら、ぐるぐる山道走り、方向感覚を失いながら、そもそもどこ中心なんてものはな〜、とただただ遠さを痛感する。
19時がら南伊豆のホストをしてくださっているローカル•ローカルの伊集院さんと渡辺さんと旅人の鈴木さんと韓さんと食事をする。
到着し、車のトランクを開けると、自分が東京駅にスーツケースを忘れたことに気づく。おそらく東京駅で食べたご飯屋さんだ。急いで電話をしたが、すぐには分からず、懇親会中の電話でスーツケースがあったことを伝えられて、心落ち着き、懇親会を満喫する。なんか色々わーーーーー。という一日でした。
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