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藤本ナオ子(naok fujimoto) 「まち歩き@藤枝市《旧市街地区から、明治のトンネル》 (3日目)」

「マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)旅日記」

▶️藤枝市滞在3日目(2023/09/27)


1)はじめに

藤枝市滞在3日目はホストであるフジエダカラーさんコーディネートのもと、同じく”旅人”の鈴木ユキオさん、そして、私の3人で”大人の遠足”へ…
朝から晩まで街を、公園を、山野を駆け巡り、
宿泊先であるホテルに戻った頃(18時頃)には、なんと1日で、
約20,537歩(592kcal)も歩いた計算になりました。

これまでの自分の日常生活では大体5,000〜8,000歩程度がいいところ。
なので、(けっこう歩いたなあ〜)と感じる藤枝市滞在1日目でさえも、
2万歩になぞはるかに及ばない11,324歩(350kcal)程度。
同じく2日目に至っても、10,254歩(304kcal)といった状況だったので、
この3日目のまち歩き@藤枝市《旧市街地区から、明治のトンネルまで》がいかに別格であったか、ご想像に難くないものと思われます。

特に、日々の鍛錬と運動不足が否めない私にとって、宿泊先に戻る頃にはふくらはぎと足裏がぱんぱん。久方ぶりに”旅の重さ”を全身全霊で感じる旅となりました。といってもハードで(もうダメだ〜)っといったぐねかえるような感覚はなく心地よさと達成感を感じる充実した旅路となりました。
これぞ、旅の重さの醍醐味ではないでしょうか…

藤枝市滞在3日目は、そんな『』の記録を写真日記風に綴っていきます。
長編日記とはなりますが、どうぞ宜しくお願いいたします。



2)”藤枝旧市街地区”(東海道 藤枝宿 商店街)の「まち歩き」に向けて

今回、”藤枝旧市街地区”(東海道 藤枝宿 商店街)のまち歩き」をアテンドしてくださったのは、ホストであるフジエダカラーさんがお声がけしてくださった”藤枝市地域おこし協力隊”(観光交流政策課所属)かつ、白子ノ劇場ユニークポイント)の俳優さんでもある古澤光徳さん。

そして、スイーツ大好きなイラストレーターで、藤枝市のまち歩きコーディネートも手がけるとこ(toconoe)さんのおふたりです。



3)いざっ、出発!

9月27日(水)09時30分、、昨夜(滞在2日目)と同様に、
JR藤枝駅北口ツーリストインフォメーションセンターに集合。
その後、ホストであるフジエダカラーさんの車で出発!

藤枝駅北口正面の道路から『藤枝旧市街地区』を目指します.
”旧市街地”って、なんだかとっても蠱惑的な響きがしませんか?
フジエダカラーさんの露製の車両.
UAZ(ワズ)ハンターという車なのだとか…
So Cool!😻

ホストのフジエダカラー代表のNさん、同じく”旅人”の鈴木ユキオさんと…@スタバ蓮華池公園
*
まち歩きのコーディネーター、古澤光徳さん&とこ(toconoe)さんとはここで集合.

こちらの@スタバ蓮華池公園はH27年オープン時の売り上げがなんと全国ナンバーワンに!
藤枝市のWebにも紹介されており、市全体で誘致を応援している気概を感じます.
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/toshikensetsu/hanatomidori/gyomu/2/10550.html
JR藤枝駅北口から車で約10分の蓮いっぱいの@蓮華池公園
なんとこちらは人工池!
春になると池周辺が桜と藤の花で満開になるのだとか…


4)まち歩きスタート  from 東海道 藤枝宿 商店街(旧市街地区)

▶️アテンドとこ(toconoe)さん& 古澤光徳さん

藤枝で『旧市街地区』とよばれる地域は、
かつての『東海道藤枝宿跡』に誕生した商店街のことです。
当時の東海道 藤枝宿の「宿」の特徴(名残りの名称)が現在も商店街のあちこちに健在。広重の東海道五十三次の風景がいま目の前に広がります。


藤枝のことならなんでも知ってるとこ(toconoe)さん
スイーツ大好きイラストレーターさんならではのキュートなお団子🍡イヤリング!
東海道藤枝宿についてガイドして頂きました!
東海道”藤枝宿”当時の「宿」の特徴がいまも残る旧市街商店街の構成について


5)東海道 藤枝宿 商店街(旧市街地区)の街並み

藤枝市旧市街商店街の街並み
画像にある「左官録一色の看板」は商店街ができた当時と今も変わらないんだとか…

東京ではなかなか見かけることが少ない刃物屋さん
@藤枝市旧市街地商店街
整列感がカワイイ
@松永刃物店

徳川家康ゆかりの町
@藤枝白子町
徳川家康を救った小川孫三の子孫の方の小川眼科医院
@藤枝白子町


6) あこがれの『白子ノ劇場』へ…

実は今回、藤枝市に滞在するにあたり楽しみにしていたことのひとつに、
この藤枝旧市街地区にある『白子ノ劇場』訪問がありました。

『白子ノ劇場」は(残念ながら)、建物の老朽化で「立ち退き」が決定。
だからこそ、この劇場空間が取り壊される前に、この趣のある佇まいをしかとこの目で見ておきたかったのです。


私自身、《シナリオ・ダイローグ=”人生は自作自演”》といった作品シリーズでパフォーマンスのアートワーク的なこと(演劇的な"役割語"によるセリフまわしと”対話の手法”を用いた双方向性のインプロ・パフォーマンス作品)を行なっていることもあり、芝居小屋などの劇空間に強く惹かれます。
・参考)About《シナリオ・ダイローグ》”人生は自作自演”シリーズ
 https://www.naokfujimoto.com/courses-4


今回『白子ノ劇場』を案内してくださった藤枝市地域おこし協力隊であり、『白子ノ劇場』(ユニークポイント)の俳優さんの古澤光徳さんのお話によると、”もともとなんにもない伽藍堂だったこの空間をいちから皆で創り上げ、現在のカタチ(劇空間)へとしつらえていったのだとか…

だからでしょうか、舞台がひけたあと、観客、そして、役者をはじめとする制作陣ら一堂が会して語らうことができるオープンスペースがあったりと、『白子ノ劇場』は客席と舞台との垣根がなく観る者と観られる者とが接続し互いに協働し”空間”を創り上げていった対話の痕跡が劇場内のあちこちに感じられいつまでもずっとその『空間』から聞こえてくる声に耳を澄ませていきたくなります。

だからこそ、たとえ劇場の所在地が変わったとしても、また新たなコミュニティーによって育まれより一層に地域に、そして社会に地続きの『白子ノ劇場』さんの勇姿を拝見できるものと願ってやみません。

『白子ノ劇場』の引き戸入り口
間口からだけでは想像がつかない深い奥行きと開放感あふれる空間が広がっていました.

引き戸入り口から入って直ぐの階段を上ると広がる『白子ノ劇場』のメインゲート.
メインゲート@『白子ノ劇場』

偏旁自在な観客席
@「白子ノ劇場」
一見、ホワイトキューブ…だからこそ、いろんな表情が生まれる白箱
@「白子ノ劇場」
バックヤード? 花道? 偏旁自在な観客席裏の通路
@「白子ノ劇場」
舞台と地続きのオープンスペース
@「白子ノ劇場」

お芝居が終わったあと、観客と役者さんらがここで語らうことができるのだとか…
あゝ、私もこんなスペースで”観る✖️聞く✖️話す”の《哲愕カフェ》がやりたいなあ…https://www.naokfujimoto.com/news-4
 
舞台と地続きのオープンスペース
@「白子ノ劇場」
ロゴのフォントデザインも素敵
@『白子ノ劇場』


7) 『藤枝大祭り』(10/6.7.8開催予定)

藤枝市のメインイベント『藤枝大祭り』のポスター
(10/6.7.8開催予定)
藤枝大祭りの舞台
@「飽波神社(あわなみじんじゃ)」


とこ(toconoe)さんから教えていただいた@飽波神社のおみくじ.
大吉が出ると特別なお守りが授けられるのだとか.

なんと、この日、
おみくじを引いた3名全員が大吉!
(古澤さん、鈴木さん、フジモト)
大吉のお守の中にはこんな可愛らしい米粒ほどのお守りが2体…
@飽波神社(あくなみじんじゃ)
神さま、ありがとうございます〜


8)花火のような、ロケットのような、不思議な 『朝比奈大龍勢』…

なぜか「昆虫館」に併設されている「朝比奈大龍勢」資料館
@玉露の里(岡部町新船(にゅうふね))


9)明治のトンネル、大正のトンネル、平成のトンネル…

「明治の道」@藤枝市宇津ノ谷峠へ…
『大正のトンネル』@藤枝市宇津ノ谷峠
間口が狭いため自転車や人間は通行不可
https://www.jsce.or.jp/branch/chubu/isan/top/img/poster/poster_photo28.pdf

こちらは『平成のトンネル』@藤枝市宇津ノ谷峠
こちらは自転車も人間も通行可能

『明治のトンネル』@藤枝市宇津ノ谷峠側から
明治時代当時、のべ15万人の手によって掘られたとされうトンネル…
*
MAW旅人でダンサーの鈴木ユキオさん、ここでダンスされてました!
素敵すぎ!


10)間の宿宇津ノ谷(集落)へ…

『明治のトンネル』を抜けたところ、この『間の宿宇津ノ谷(集落)』が見えてくる…
尾道のような階段?

可愛いものが並べられている….
空き瓶コレクション?
魔除け?
こっちを見ている…
@間の宿宇津ノ谷


11)帰路へ…

静岡市から藤枝へ…
『朝比奈龍勢』のような雲
https://www.asahinaryusei.org/

今宵の宿
とこ(toconoe)さん、古澤光徳さん(藤枝地域おこし協力隊)
フジエダカラーのNさん、鈴木ユキオさん(旅人)
皆さま、本日はありがとうございました!
夜は「ラジウム温泉」でまったり…おかげで疲労回復!


12)食べものシリーズ(おまけ)

ランチ@助宗食堂さんのあんかけパスタとオムライス(Sサイズ)with ミートボール
http://sukemune.com/

玉露とお菓子@玉露の里(岡部町新船(にゅうふね))
千利休の茶室のお話がツボ!
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/_shisetsu/1445918554611.html

@玉露の里
美味!
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/_shisetsu/1445918554611.html


以上
text by ©️naok fujimoto




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