あまる「活動軸がみえた(二日目)」
二日目は雨スタート。
…と! なんじゃこの風は~
暴風にまみれながら朝食を求めて朝市へ
うっかりしてると、大人も飛ばされそうなパワー。海だなあ。
稲取港の朝市は、昨日よりも人出が少なめ。
外が暴風小雨というのもあるのかな?
港の釜めし屋さんも「昨日は忙しかった!」と。
ということで、昨日はありつけなかったキンメの釜めしを朝食に選択。
意外と?
一人旅風の人も散見された。おそらく日本の方。
ご高齢の方も、若い人も。
そんな客席をぬいながら
「はい、海苔どうぞ」と摘まんだ磯を
だし汁にバサッと入れてくれる店員さん。
いきなり登場、問答無用でお椀にイン。ななな!
入れたほうが絶対に美味しいということだ。
でもこれは嬉しいサプライズ。
ありがとうございます。
同じお姉さまが「お汁おかわりできますよー」を度々アナウンス。
それならばと、
おかわりにいく欲張りな私の目の前で、
「ちょっとごめんよ。ちょっとどいて。わるいねえ」
と、出来立てのだし汁が大鍋に追加される。
そのとき。
巨大な金目鯛の頭がドーンと、入っていった。
目が合った(キンメと)。
何か言ってた。
たぶん『おい、しっかりワタシを食べろよ』だ。
ごちそうさまでした。
おなじ朝市で由良温州みかんもゲット。
「細野高原は夜、星がきれいだよ」と教えてくれた。
是非とも行こう。雨じゃないときに…
朝市会場(東伊豆町役場)の向かいには、
稲取漁港直売所「こらっしぇ」があります。
この建物の前で出店(土日祝のみとのこと)していた店主の声が、素通りできない"とおる"声の持ち主で。ここの大将はきっとずっとこのスタイルなのだろうけど、がみがみ声になることなく、とおる声で呼びかけ続けるのはなかなか凄い。
そんなわけで、港の釜めしを食べたばかりなのに、さざえめしを購入。
パフォーマンスに敬意を。きっと美味しいから。
なお、こらっしぇでは、他にも自炊用の野菜をゲット。普通に安い。とうがらしのラインナップが豊富。食べ比べようか迷ったくらい。
暴風に煽りに煽られ、
こりゃ落ち着くまでムチャは禁物だなと。錆御納戸へ一時帰宅。
一応、東伊豆町産のものにこだわって買い集めました。
たまねぎは北海道、キャベツは長野?まあほしかったけど、ひとまずは体組成をご当地モードにしようと統一。
さあこれで、今日から僕も東伊豆人?
福耳とうがらし、なる商品が 思いのほかパンチ(辛)があった。当たり。
明日葉も期待通りの癖ありな風味。みかんも、三日後が美味しいと聞いたけど今日さっそく食べてみる。甘い。糖度が高いというのも納得。
そんなこんなで
雨が、少し小康状態に。
なんだか
食べてばっかりだから、外に出よう。
写真には撮らなかったけど…
歩いていると目につく空き家っぽいところや、廃墟っぽいところも、やっぱりある。人の営みが確かにあった名残。30年前、60年前は、どんな風景だったんだろうか。思いを馳せつつ、散策は続く。
宿の周囲を歩くだけで、いくつもの神社に出会う。
ふと。
色々と歩き回りながら、
私の頭の中では、とある唄がずっと流れていることに気がつく。
今は亡き友人の唄だ。唄の名前は「道草」。
特別聞いてきた曲ではなかったはずだが、
困ったことに?脳内でエンドレスリピートしている。
この唄と共に、
昨日ご案内頂いたso-anの新井さんの顔もなぜか浮かぶ。
ヒメハッカというワードと共に。あーつながった。
うーむ。しかし、これが正解かどうかはまったくわからないのだが。
この滞在のなかで一つ、
活動軸になりそうな「やりたいこと」が見つかったような気がした。
それについてはまた明日。
本日もありがとうございました。