鈴木ユキオ 「歴史を感じて、未来を思った4日目」
今日は、朝から史跡田中城下屋敷へ行ってきました。かつての庭園が復元されています。東海道の要の場所ということで、戦国大名にとっては重要な場所だったそうで、武田氏が守る田中城を、浜松城にいた徳川家康が七年かけてなんとか攻略したそうです。
家康はその後、時々立ち寄り、鷹狩りなどを楽しんだそうです。そして鯛の天ぷらを食したことが死因とする説があるとか。。。のんびりとした風景ですが、色々なドラマがあったのだなあと、ここから少し散策をしてみました。
綺麗な小川沿いに歩いていくといくつか史跡や看板があります。説明を読みながらこの辺り一帯が城下町だったんだなと想像しながら歩くと、なんでもない田園風景や住宅地がそれらしくも見えてきます。
楽しい。街歩きの魅力がわかってきた感じがします。
田中城本丸跡は、今は西益小学校が建っていました。学校を中心に人々が住んでいるんだろうなと想像してみると、お城があった要(かなめ)の地が、今は学校になっていることも納得できる気がします。
午後は、焼津駅前の「エキチカ温泉くろしお」へ。藤枝市ではないのですが、隣接している市でもあり海に面していることもあってしょっぱいお湯です。その塩分が保温、保湿効果があるということでした。
そしてもう一軒、焼津で寄り道。「そば屋案山棒(あんさんぼう)」へ。こちらの店主は舞踏家で若い頃とてもお世話になった方なので、顔を出してきました。
雑貨もあり、展示やマルシェなどいろんな作家さんたちも出入りしていいてとても素敵な場所。そばもとても美味しいです。
昼時で満席だったのですが、空いた時間に出てきてくださり、ご挨拶できました。そして「藤枝に滞在するならこの人に会っておくといいよ」と、よい情報もいただきました。そして偶然にも、隣でそばを食べていた方が「そこで働いてるんです!」と声をかけてくださり、電話までしてくれてお話しすることができました。みなさん繋がっているんですね。
そばを美味しくいただき、午後からは「みんなのミライ楽校」へ。こちらは横溝一樹(よこみー)さんと、地域おこし協力隊でもある横溝恵(ぐみちゃん)さんが、今年の春に開校した小学生向けの学び舎です。学び方にも多様なあり方や選択できるものがあるとよいなと思っているのでこちらにはぜひ足を運びたいと思っていました。
山の中に素敵な建物が建っています。茶工場を改修して作られたそうです。とてもおしゃれです。みんなが今日掘り出してきた、くぎやら鉄の変形したものなど(掘り出し物)がたくさん並べられていました。
皆が学びたいことを学んで、それぞれがそれぞれのことをしていたりもします。
みんな楽しそう。最後に挨拶がてら、少し踊って自己紹介、そしてその中の男の子とデュオしてみました。写真は撮れないので無いのですが、みんなの表情から、この場所がとても楽しい場所なんだなというのが伝わります。
ぜひまたこれたらよいなと思う場所でした。突然の訪問にも快く仲間に入れてくださり、よこみー、ぐみちゃん、ありがとうございました。
私自身、特別支援学級や学校、養護学校などにダンスをしにいくのですが、もちろんダンスをやるのが楽しい子だけではないんですね。運動が得意でない子や、恥ずかしがりやの子、音感が得意でない子などにとっては「ダンスの授業があるよ」と聞かされて、「やだな」と思っている子もいます。
僕のダンスのやり方は「すでにあるダンスをやる」というより、「一緒にカラダを動かしていると、いつの間にかダンスにもなっている」という感じなので、一緒に遊んでいる感覚。そうして、自分のカラダを通して、自分自身に向き合って、自分の感覚で動く感じ。そうして、楽しんでいるうちに、自分のダンスを発見するんです。
いつか、ここの場所でワークができたらいいなと思いました。
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