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Yoko Ichikawa「海と夢(2日目)」
「海だーーーーーー!!」。海は何処?と首を傾げた初日から一転。とにかく御前崎の豊かな自然と大海原に感動しきりな1日だった。
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2日目は、ホストのOMAEZAKI CLUBの皆さんに御前崎を丸一日かけて案内していただいた。待ちに待った御前崎の海はやはり壮大だった。
地元の方によると「どうも慣れてしまう」そうだが、旅人の私から見れば全てが新鮮で興味深い。神社仏閣から砂丘、茶畑、某アニメで有名な灯台に至るまで贅沢なツアーをしていただいた。
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道中、御前崎市役所(芸術文化担当)の方とお話しする機会も頂戴でき、御前崎の皆さんが感じる課題やアートに期待したいことをざっくばらんにお聞きした。
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「アート」をどのように捉えるかによって、活用の仕方も大きく変わる。残りの滞在期間をアーティストとしてどのように過ごすべきか、非常に考えさせられた。
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御前崎をお腹いっぱい堪能した後、ホストの皆さんと一緒にマリンパークで夢拾い(=清掃活動)を体験した。
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日本とは思えない大海原と砂浜に興奮したのも束の間、たった30分の夢拾いで、何袋もの夢が集まって”しまった”。
マイクロプラスチックや歯ブラシ、スプレー缶、怪しげな物体などなど…。ホストの方が呟いた「これが海の現実」という言葉がとても印象的だった。
「夢拾い」には、“夢”を拾い続けさえすれば海は綺麗になるのだという想いが込められているのだと思う。アーティストとして何かできることはないだろうか。
砂浜に打ち上げられた”夢”の欠片を黙々と集めながら、自分と向き合った。
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