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西松秀祐 「蝶と朝顔 / 南伊豆町7日目」
朝7時ごろに起き、出発の準備を開始する。南伊豆に向かう途中でスーツケースを忘れるということをやらかしているので、なるべく落ち着いてやることにした。
予定通り大体8時ごろには出発できて、朝ひょっとしたらいるかな?とローカルローカルへ向かうと、ちょうど渡辺さんがいらっしゃって挨拶をしてから、車を返すため小田原に向かった。帰り道に中伊豆で開催されているCliff Edge Project うぶすなの水文学 うぶすなの水文学へ立ち寄った。貴僧坊公民館へ車を停め、歩いて会場を見て回る。ひとつひとつ作品を楽しみながら、会場もここちよい距離感でよかった。南伊豆滞在で一緒に塞の神を見て回った伊藤允彦さんは荒⽊佑介 + 伊藤允彦 + BACCOのユニットでこのエリアの塞の神のリサーチをおこなって作品展開していた。
https://cliff-edge.org/
南伊豆で新しく知ったことと繋がった部分で、Cliff Edge Projectで展示していた大久保美貴さんが書いた「私の流産と早産」が子鹿社から出版されていたこと。子鹿社は伊豆半島の一人出版社で、代表の田邊詩野は伊豆新聞に「伊豆半島ゆかりの作家をめぐる」というテーマで子浦生まれの日本画家 矢谷長治について記事を書いていた。そしてその記事がまとまり「蝶と朝顔」一冊の本(子鹿社)は、車の助手席にある。
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帰りの電車でゆっくり蝶と朝顔を読みながら帰った。南伊豆の残り香がちゃんと手元にあるようで、ありがたかった。