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Mari「古代から未来へ」(7日目)
9/19(火)7日目
あっというまの最終日。朝晩の温泉生活も今日で終わり。
疲れをあまり感じなかったのは温泉パワーのおかげだと思っている。
名残惜しく最後の宿をチェックアウトする。
古川さんと和田さんに迎えに来ていただき、河津町立教育委員会分室へ。
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宮本さんから、縄文時代からの河津の歴史をお話いただく。
以下、いただいた資料から一部ご紹介したい。
河津の遺跡には、大きな遺跡が2つある。
「段間(だんま)遺跡」
8000年〜4500年前頃。(縄文早期〜中期)
現代では、東小学校の付近(※前年度で閉校)
段間遺跡の土器は、信州系と南関東系の両方の系譜がみられるそうだ。
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矢尻やナイフ代わりに使用されたとのことだが、アクセサリーになりそう。
また黒曜石も多く(250キロ以上!)出土したが、それらは神津島とのこと。
丸木舟で海をわたってこの地におろされ、ここから他の遺跡にもたらされたといわれる。
「姫宮(ひめみや)遺跡」
2400年〜1000年前。(縄文晩期〜平安)
現代では、南小学校の付近。
姫宮遺跡からは、石や土でアクセサリー等を作った模造品が出土された。
祭祀用のためこれらは一度使用すると、捨ててしまっていたと考えられる。
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イラストがいい!
分室の地下には、1階部分に置ききれない大量の土器の破片が保管されている。
常設的に土器等を展示できる場所が現在はないそうだ。
(これまでは小学校で一部を展示していたそうだが、その学校が閉校になってしまったため)
河津町の中でそれらをいつでも見られたり、宮本さんのお話を伺う場所ができるといいなと思う。
文化財の調査と保護、教育普及はさまざまな意味で大変な部分が多いと思うが、その土地の文化としてながく大切にされることを部外者ながら願う。
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今日は4人中3人の旅人の滞在最終日。
昨日ファミレスでつくったメッセージカードを、古川さんと和田さんにお渡しする。
このお2人のご尽力なくして、私たちは元気に充実した滞在はできなかった。本当にありがとうございました!
最後の昼食は、旅人4人で鯖の梅昆布漬け定食。
滞在の感想やお互いの今後の活動の話をする。
このメンバーだったらみんなで一軒家借りて滞在してもよかったかもね、との話が出て、本当にそうだなと思う。
そんな素晴らしい方々と河津の時間をご一緒できたことに感謝。
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帰宅方法は各自ばらばら。
私は初日に駅で借りた『伊豆の踊り子』をそっと返却し、特急踊り子号に乗車。
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海の青い色を目にしみこませながら、東京の暮らしへと戻っていった。
後日、まとめを投稿し河津の旅の締めくくりとしたい。