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あまる「一人一人で みんなです(六日目)」
朝、目が覚めると時刻は5:10。
「あ、日の出に間に合う」
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期間中毎朝のようにお世話になってきた、おばあちゃんち の朝ごはんに連れていく。
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ご住職の愛されキャラクターに惹かれています。
朝の始まりの活動がすっかりルーチンワークになってきた。
それもいよいよ今日まで。
明日はいよいよ、滞在最終日ということで
この旅の終わり方のことを考えなければ。
初日に掲げた目標のうち、
できたことと、できなかったことと、正直両方あります。
ここまでくれば。できたこと…
というか、できかけていることに注力したほうがよさそうだ。
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気になっていた場所の一つ。六日目にしてようやく到着。
かつてどうやらここへ来ていて、
もうその存在もわからない旅回りの芝居小屋(仮)
なくなったものを追いかけていく(想いを寄せる)こと自体、
時には新しいことを始める活力になることもある。
私の場合は割とそうだ。
稲取ではここ田町区の素戔嗚神社、東区の八幡神社、西区の三嶋神社の三社が夏のお祭りの中心となって、神事を中心に様々な催しが行われるとのこと。そして、夏祭りの期間が長い(ほぼ一週間;近年は減少の傾向?)ということ。そういう規模感だからこそ、旅芸能の巡業先となる十分な受け皿があったことは頷けます。
また、
サーカスが来ていたという話に関しては、一つの答えにふれることができた。二日前にお世話になった済廣寺(かや寺)さんの先々代のご住職が、賑やかなものがお好きな方で、地域振興のためにいろいろな企画運営を発動していたらしい、ということ。
いつの時代も、誰かの想像(創造)力・実行力によって何かが興るものなのだと思い知ります。もしかしたら、かや寺さんだけではなくて、他にも呼んだり造ったりしてきた方々もいたのかもしれない。私の薄っぺらいたかだか数日間のリサーチでは到底捉えきれない「広がり」が稲取のお祭り・イベント文化史の中にはある、ということはよくわかりました。
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人の出入りが絶えない、超が付く人気店でした。
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撮影に関しては格段にできることが増えました。
…あ。このブランコは同じくキッチンZENさんにて。
急ピッチで仕上げのための素材集め、
まとめ段階に入ったMEGURI Bouncing! in INATORI (仮称)。
バウンスボールが弾む場所を見つけて
ストックしていくだけではない「広がり」を、少なくとも今まで取り組んできた枠組みからは一歩でも二歩でもはみ出して、INATORIの各所で小さなラムネをはじけさせよう。映像作品の仕上がりについては、旅の総まとめのときに出力できたら幸いです。
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店内には、海女文化をはじめ、歴史へのリスペクトをヒシヒシと感じる演出あり。
一日一魚。
映像をとり集めている風景や、
そもそもの私の散策中のスタイルは、基本隙だらけ。
気になった方からは気軽に質問が飛んでくるような(あるいは逃げ出したりされちゃうような)街に起こった小さなハプニング、みたいに存在できたら嬉しい、と思いながら、1日中わかりやすい格好(!)をして稲取周遊ぶらり旅をしている私です。
成果物を求められていない事業で、なぜこうした成果物?的なものを出力しようとするかは、その制作の過程がまだ出会えていない誰かへのアプローチに直結しているから。改めてそのことを実感しています。
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自由に発表する場を設けて頂きました。
夜の交流会はたいへん有意義でした。
参加者一人一人が思いや考えをきちんと発言し存在感を発揮し合う、
非常に質の高いディスカッションになっていたような気がします。
さてさて。やはり今宵も26時コースか。
明日の大道芸が朝早い(10:30スタート)ので、
いい加減そろそろ床につこうかと思います。
あした天気になあれ。
稲取のマウンテンサイド、『細野高原』でお待ちしています。