韓成南「妻良定置網ダイビング(2日目)」
本日は無事凪で、妻良ダイビングさんでダイビングをする。
マンツーマンだったのでゆったりできた。
フリー潜行とロープなし安全停止が目標だったが、どちらも一応できた。
だけど、次回できるかは不明。
最近ダイビングをすると困ったことがあり、一応今のところ克服はできるのだが、1本目inから5~10分がきつい。
海も自分もコンディション次第なわけだが、どちらも読めない。
1本目
ポイント:平島(南伊豆町妻良)
透明度3~5m
潜水時間41分
Max 29.5m Ave. 17m
気温19度、水温Max 22.9度
目当ては座礁した船の舵板や船の一部。30m潜っている気がしない。地形も興味深かった。
外よりも海水温が高かったが、ダイビング後の船上の風は冷たく、戻ると延々とシャワーを浴び続けた。
2本目
ポイント:定置網(南伊豆町妻良)
透明度5m
潜水時間38分
Max 19.1m Ave. 11m
気温20度、水温Max 23.2度
8月に韓国で定置網漁を見たのだが、乗船させてくれた漁師さんが、日本の網に興味があるらしく、いつか紹介してあげたいと思い、お聞きした。
定置網ダイビングは、千葉で経験済みで、巨大な生け簀に入り、ジンベエザメと同じ空間にいた。一度カメラを持って正面で待ち構えていたら、衝突してしまった。私は大きな動物にアタックされがちだ。
今回の妻良は巨大な生け簀感がなかった。網が絨毯のようになっていて、キビナゴの群れが回転するとキラキラして幻想的だった。
私が海の中に惹かれるのは、大きな静物、岩以外は生物も動物も植物も全て絶えず動いているからだと思った。岩ですら、潮によって少しずつ削り取られていると考えると一定のモノがない世界だと言える。
船長さんとダイビングガイドの山口さんに南伊豆町について少し聞く。集落ごとでまったく性格が違うらしい。大きな家族みたいな感じかと聞いてみたら首を傾げられた。具体的に何かと聞いても、表現しづらいようだ。海側と山側でも随分違うらしい。方言も違うらしい。クローズドな集落の各性格が知りたくなった。
何もないことに不便さや不満を感じない人は、ここに移住すると楽しい、ということを聞いた。
船でダイビングスポットへ行くまでに、岩場(根)で沖磯釣りをしているのを見かけた。釣り大会があったみたいで、参加者の方々が魚の長さや重さを計っていた。メジナが対象魚だったよう。知らない世界を少し覗けた気がする。
晩御飯を食べようと外に出ると夜空にはたくさんの星。
コンビニもスーパーも近くにはない。タクシーも南伊豆町にはない。
来た道を戻ると暗闇に目が慣れていた。
2023年10月22日(南伊豆町2日目)
© 2023 Sung Nam HAN
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