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鈴木ユキオ 「藤枝ソロキャンプな3日目」

藤枝滞在3日目。ホスト・フジエダカラーの亜弓さん達が行っている「みんなで青空お絵描き会」にいってきました。蓮華寺池(れんげじいけ)公園の芝生の場所に、白い長い紙が敷いてあります。長さ約50メートル。絵の具や色鉛筆などが用意してあり、通りかかった誰でも、絵を描けるようになっています。

芝生に青空に、真っ白な紙。子どもも大人も自然と笑顔になる場。

公園なので、子供を連れた親子も多く、お散歩がてら遊び場ができていて大喜び。子供はお絵描き大好きですね。そして子供がいると、大人も一緒にお絵描きできるのも良いですよね。まだまだ暑かったですが、ひっきりなしにお絵描きをしに、親子が訪れていました。

楽しい気持ちが、線や色彩に溢れ出ていました

蓮華寺池公園にはジャンボ滑り台などもあり、藤枝市郷土博物館・文学館、また、れんげじスマイルホールという屋内で子供が遊べる施設もありと、お子さんを連れてくるにはもってこいの場所。そんな場所で「ふらっと外でお絵描き」というアイデアも良いなと思いました。

亜弓さんの「ちょっとしたことだけどやったら面白いこと」とか、「気負わないでできることをやろう」というスタンスも彼女の優しさが表れているなぁ(もちろんやったら大変なのだけれど、、、)と、そして彼女の周りに集まっている人たちもそんな優しさを感じられて素敵だなと感じ、とても良いイベントでした。

見てるだけでも楽しくなる絵!

午後は、夜キャンプ場に泊まる予定なので、その近くにある瀬戸谷(せとのや)温泉ゆらくへ。山の中を車で走り、どこまで行くのかなと不安になる頃に現れます。静かな場所に村の人たちがたくさん集っていました。週末はキャンプ場や公園などもあり、遠方からも人がくるんだろうなという感じでお土産も充実していました。ふと見ると「藤枝・朝ラーメン」の文字が目に入ってきます。これは、キャンプで試せるではないか、ということで即購入。「藤枝エール」も気にはなったのですがなかなかのお値段、今回は我慢。

温泉を堪能し、おれっぷ大久保キャンプ場へ。こちらもかなり細い道を山の奥に進みます。ついに到着。今まで、庭キャンプくらいしかしたことがないので、少々緊張。こんな山の中で足りないものとかあってもコンビニもありません。

OREPとは ・・・ 「O」=OUTDOOR 「RE」=RECREATION 「P」=PLACE
とことんアウトドアを楽しめる場所!とのことです!まさに!!

受付のおばちゃんがとても優しくて「今日は1人しか予約ないから寂しいけど」と気遣ってくれる。受付中に、電話がかかってきて、明日は18人でバーベキューの予約をしたいというやりとりが聞こえる、やはり週末は混みそう。今日でよかった。

「17時30分には私は帰るからね」とおばちゃん。「完全にぼっちキャンプじゃん!!」と心の中で期待と不安が入り混じます。

山で「ひとり」を楽しむ準備

キャンプ場はとても綺麗に整備されていて、シャワー室も無料であり快適。ビールを飲みながら、ピザトーストを焼いたりと、夕暮れから暗くなる時間をのんびり過ごします。

2週間前に「豊岡演劇祭」でキャンプ場で泥まみれになって踊ったことも思い出しながらのキャンプ。その時の様子はぜひインスタグラムをのぞいてみてください!

静かです。贅沢な時間を過ごしながら、いつの間にかうとうとと眠りにつきました。

夜中に目覚めると、月が綺麗に出ています。もうすぐ満月、月あかりに照らされて森も良い雰囲気。遠くで鹿がピュン、ピュンと鳴いています。しっかりシュラフに入ってもう一度深い眠りに落ちました。

見渡す限りのこの空間にひとりぼっちという贅沢な時間。

朝5時頃目が覚めて、まずはコーヒー。そしてメインイベントの「藤枝・朝ラーメン」です。

ようやく「朝ラーメン」!

お湯を沸かして5分。できました! しかし、具が何もない! メンマとか卵とか買っておけばよかったと思うけれど、どうしようもない。どこからみても映えない!!申し訳ない!!と、思いながら「これが朝ラーメンだな」と美味しくいただきました。昨日まで泊まっていたホテルでも朝ラーメンが食べれるようになっていて、冷やし朝ラーメンも美味しかったですが、キャンプ場で自分で作った温かい朝ラーメンも美味しかったです。

のんびりと朝を過ごして、気持ち良いので踊ってみたり。(下記のリンクで動画をご覧ください)

片付けもゆっくりと。街と違って時間の流れが自然とゆっくりになるようです。

3日目も充実の1日でした。

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