1月26日(木)静岡の風景
午前中に蛸みこしツアーを行う森町(2月5日)の「森と町づくりの会」の皆さん、伊豆稲取(2月19日)の「合同会社so-an」荒武さんとzoomミーティング。
森町では子どもの参加者も多いので、大人が担ぐ「大だこ」と子どもが担ぐ「子だこ」2つを持っていくことになった。蛸みこし担ぎと映像撮影にあたり、森と町づくりの会の皆さんは彼ら彼女らが楽しめるようストーリー仕立ての台本ができあがりつつあった。かわいらしく、楽しみながら作ったと言うことがよくわかる内容だった。
伊豆稲取では、普段から合同会社so-anの活動をサポートしている東京の建築学生たちが参加することに。いずれの場所でも山や大地(茶畑)の風景、海や川など水辺の風景と、静岡各所を象徴する場所で撮影できそう。ツアー3箇所+吉原滞在を終えたあとに完成する映像がシリーズとしてどう見えるか楽しみだ。
肝心の蛸みこしはまだプロトタイプを作るところで止まっており、野口さんは追加の竹を調達するために午後から中島さんの車で竹採公園へ再び向かった。
富士市内でも蛸みこしを担ぎ映像を撮影する場所を探す必要があり、富士山バックに茶畑を撮影するというアイデアも出ていたので、ロケハンを兼ねてあたりをまわったらしい。富士山の歴史、そして昔の修験者の重要拠点として歴史を持つ村山浅間神社にも行ったそう。
通りすがった先で、畑で何かを燃やしている近隣の方と出会ったようだった。
野口くんは以前、大分で蛸みこしを担いだ時にたこつぼの土器を作り、のぼり窯でそれを焼いたことがあった。また、これまで蛸みこしは担いだ後に分解して現地で燃やして処分してきた。以前から3月12日のグランシップ終了後に蛸みこしをどうするか、という話が出ていたのだが、確かこの頃に「富士山型ののぼり窯で竹を燃やす」という案が定まってきたと記憶している。
(YCCC 瀧瀬記)