周逸喬「純粋な質問(4日目)」
10月28日
晴れ
今日のメインイベントは富戸小学校で行われていた。
三年生の子供たちは富戸の海やお祭り文化、三島神社などについて、紹介しながら、話してくれた。特別に鹿島踊りも実際に演示してくれた。教室には沢山の装飾、看板を作っていたが、特に触れることなく。あれ?あの大きい魚の看板は何のためのものか?
環境作りにものすごく工夫していることをよく感じていた!
笑いながら、発表した後には、三人の旅人がやっているアートの内容を聞き、質問コーナーになった。子供に「役に立つことはやってますか」のような質問をされていた。一切忖度なし、リアルなことをよく聞いてくれたよね!ちょっと汗が出てしまった。
後ほど、旅人の石黒さんが「僕の教授も同じことを聞いていた」とおっしゃっていた。確かに、私の母親にも一度言われたことがある…かなり痛い質問なので、必死に考えていた。
芸術は無駄なことだなっと、ある時期に思ったことは確かにある。
ただ、結局、作品を作ることによって、多くの人に感動させることをもちろん願っているが、まず自分が言いたいことが言えたから、自分のことが先に救われると感じた。他人を助ける前には、自分のことを助けてあげる能力が必要であると思っている。