清水玲「海辺の家、弓ヶ浜、田牛のサンドスキー場(7日目)」
夜明け前に起きて少しずつ明るくなる海を眺めようと思っていたのに、さすがに歩き疲れたのか目が覚めるとすっかり明るくなっていた。朝陽を浴びて鮮明になって行く蓑掛岩を眺めながら火を起こし、鯵の開きを焼く。
大喜米を炊き、食パンに持参したラクレットを挟んでアルミホイルで包んで火にかける。
朝食を済ませ、昨夜焼いた金目鯛の残りをほぐしておにぎりを作った。チェックアウトの時間11時まで海辺の家を楽しんだ。
お昼前に弓ヶ浜へ。波打ち際ではしゃいだり、夢中になって貝を集めている子供たちを眺めながら、1週間あっという間だったなと思い返してみたり。朝作ったおにぎりを食べた後も砂浜で14時くらいまでのんびり過ごした。
その後ふたたび田牛のサンドスキー場へ。ヒップソリを用意してきたが、残念ながら砂が入って全く機能せず。そんなことにもめげずにガシガシと30°の砂の傾斜を登っては巻き上がる砂が顔に当たらないよう後ろ向きに強引に滑る長男(5歳)に驚かされる。
しっかり遊び、16時前に南伊豆を出発した。途中、滞在中に訪れた「みなと湯」の番頭さんが勧めてくれた奥下田にある観音温泉で日帰り湯に入り、前回のMAWでも利用させてもらった稲取の誇宇耶(こうや)で夕食をとり、帰路についた。