安里槙「御殿場2022リターンズ / 御殿場だよ全員集合-2024年版」

2024年10月12日 02:17

今年も行ってきました。

そして、今年も勝手に書き記しておくことにします。

今年のMAW御殿場の旅人たちの文章も読み、改めて文章はいいなと思いました。

なかなか旅は終わらないものです。

MAW2022 御殿場　特別編 - 2024年版(2024, 10/7 - 10/8) :

今回は静岡市を経由しての御殿場入りとなりました。
去年のマイクロアートワーケーション(MAW)御殿場の時期にあわせて開催した展覧会のメンバーが、タイミングよく全員で御殿場入りできそうだということが発覚し、うち一人が静岡市内で展示中とのことで、寄り道です。

午前9次過ぎに電車に乗り込む。午後過ぎに静岡駅に着き、プラットフォームで立ち食い蕎麦。

待ち人一人目の丹治さん(沖縄在住)と合流。茨城県のARCUS(アーカス)レジデンスプログラムに500倍超の倍率(後日訂正：日本人は約25倍だったそう)をくぐり抜け選出されて関東圏に偶然いたため、茨城県からの静岡入りでした。

丹治さんから、昔はどの駅のプラットフォームにも立ち食い店と喫煙所があった気がする、と聞く。
地元の沖縄には電車がないので、その風景が想像できない。

待ち人二人目、仕事終わりの堀さん(静岡在住)が車で登場し、みなで乗り込み東静岡へ。

堀さん・丹治さんは買い替えた車の話で盛り上がっていましたが、私は沖縄の親戚との相続関連の連絡で頭がいっぱいでした。心ここに在らずとはこのことでしょう。それぞれの話題の移り変わりに月日の変化を感じます。

会場近くにMAWを主催するアーツカウンシルしずおかの事務所もあると聞き、みんなで行ってみることに。

ちょうど無料相談会の看板も出てたので、直前までオンラインミーティングをしていたスタッフ立石さんに突撃訪問をしかけました。
お疲れのところご対応ありがとうございました。

工芸分野にも興味があり、芹沢銈介美術館へ行きたかったのが、
月曜定休のため、野外でもみられる静岡県立美術館の彫刻通りへ。

月曜定休ではない徳川家康の墓のある久能山東照宮へ。

徳川さんと、江戸文化と、現代の変遷の色々に想いを馳せてしまいます。
撮影禁止でしたが、宝物館に展示されてた奉納刀剣2つの装飾がとてもよく、見入ってしまいました。
(「葵紋絲巻太刀拵」というものらしい)

家康公の身長は約155-159cmとのこと。わりと小柄です。

ここまで書いてきて、何の日記だかわからなくなってきてしまいました。
脱線しすぎでしょうか。

ここから本題の御殿場へ。

向かう車中、今年の旅人たちの日記を読み込み、集まり場所のマウント劇場に着くと、ちょうど前の車から勝呂さん、かつまたさん、竜一朗さん、ジュンペイサンが下車し、絶妙なタイミングで再会。

入り口で再会を喜びあう立ち話をしていたら、そこにさくらいさん(MAW御殿場2022)合流、さらに鮫島さん(MAW御殿場2021)、澤田さん(同じく2021)も合流し、あっという間に賑やかな大同窓会の場が完成。

何てことでしょう。
偶然今年も歴代のMAW御殿場の旅人が大集合してしまいました。

今年の旅人の鈴木泰人さん、風音さんともお会いでき、ご挨拶。
私道さんはマウント劇場から別宿へ移ったとのことで不在。

今年の旅人の方々とは少ししか話せませんでしたが、
鈴木さんは作家業以外にも、仕事で照明関係にも携わっているとのこと。

風音さんへは、MAW日記の文章を読み、ことばを扱う感覚の人だと感じたので、その辺りのことについて少しお聞きできました。

後から知ったのですが、風音さんは長野の松本市で開催されている「りんご音楽祭」のレポート・インタビューもしている方でした。音楽好きとしてはもっと音楽のことを聞いておけばよかったと後悔。

御殿場の磁力を感じる、いい夜になりました。

翌日、

堀さんは午前中からの仕事に合わせて早朝に帰路へ。

しかし、少し経ち、高速道路を南下するつもりがなぜか北上爆走してしまい、
静岡市に行くつもりが山梨県の甲府に出たとグループチャットに連絡が飛び込んできました。

堀さんは午前中の出勤直前にも関わらず、スケールの大きめな朝のドライブに出たようです。非常に肝が据わっています。
　

ちょっとよくわからんのですが、「清水の出口が多すぎて甲府に来てしまった」とのこと。
これは言い訳になっているのでしょうか。

「引き返したのにまた出口間違えた」
「新東名でいったから新清水JCTで出口は新清水だと思ったら、降りたかった出口は東名の清水だったみたいでよくわからん」

アナウンサー用の早口の練習文に見えてきます。こっちもよくわかりません。

仕事には間に合ったようですが、誰か堀さんにカーナビの使い方を教えてあげてください。

我々はジュンペイサン・りゅうちゃん・丹治さんで天然温泉「ヘルシーパーク裾野」へ行き、帰りに台湾料理を食す。

レストランでは、メニュー表を使った「クイズ　最初の値段はいくらでしょう」で盛り上がりました。　

去年は展示を企画したこともあり、楽しくもあり緊張感もありで、純粋にぶらり旅を満喫できていなかったのが、今年はそういったプレッシャーもなく、やっとゆっくり御殿場での時間を楽しめたような気がしました。

滞在中は曇りで富士山が見えなかったことと、定休日のため御殿場焙煎館の珈琲豆をお土産に買って帰れなかったこと、時間が足りずゴテンバアパートメントストア再訪ができなかったことが心残りですが、

来年も集まれるといいな。またふらっと遊びに来ます。