見出し画像

Aki Iwaya「プロフェッショナル・アマチュア、昨日の記事、インディア」(2日目)

8時、トンカチの音で目覚める。
館内はDIY中。工事は職人の手を借りることもあるが、すぐろさん(ゲストハウスのオーナー)が2年ほど前から行っている。使う人でないとわからないことと、作る人でないとわからないこと、自分はその両方を架橋できることが楽しい。そんなことを伺った。
館内の映写施設や元映写施設で今後どうするか、検討中の空間を案内してもらう。(映写施設にかんしては、同時期に滞在のアーティスト=澤田さんの記事に詳しい https://note.com/microart/n/n6ccfc1d8b463
壁をぶち抜いて、こうしたい。壊れているけれど下にもっていって修理したい。以前は泊まるスペースだったけど客席にしたい。やっとここの空間が空いたー
インドネシアで、全てをDIYで、ただし何でも人を巻き込んで一緒にやる(DIWO=Do it with others)コレクティブ達と共に過ごしていたころの情景が重ね合わされている。

10時、まこぱさんと今後の滞在中の打ち合わせ。
私は、焚き火を囲む場を作る、ぶんじ寮とマンテンゲストハウスをオンラインで繋ぐ、場/セーフティネット作りを、そのハブとなるある人にフォーカスして追ったドキュメンタリー上映&対話の会、の3つを提案。
それぞれ、まこぱさんやすぐろさん、フォトグラファーの鈴木竜一朗さんらと共に実現していく方向で話を進める。
11時、打ち合わせが終わって共有スペースでPCをひろげていると、来年2月に滞在する作家たちとまこぱさんがオンライン顔合わせ。終わると話しかけられ、昨日投稿した私の記事を読んで御殿場は政治や宗教の話がしにくいのですか?という質問が来たそう。その答えは、実際にあなたが対面する御殿場の人、ひとりひとりとの関係性の中から見出すほかないだろう。あるいは投稿された記事を注意深く読むことで手がかりが得られるのかも知れない。https://note.com/microart/n/n4f34ad64ee81

13時、ハンバーグの「さわやか」が現在4時間待ちですが宜しいですか〜とのことで、駅前で欧米観光地風存在感を醸す無料シャトルバスのラッピングで気になっていた「御殿場プレミアム・アウトレット」へ昼ご飯を求めて移動。雨の平日だが人が沢山。方向音痴のせいかなんなのか大体同じ店に見えてきて、なぜかアイスしか売っていないように思われてきて、気づいたら御殿場駅行きシャトルバスに乗っていた。
14時すぎ、駅付近をふらついているとすぐろさんにばったり、「インディア」を紹介される。ランチ営業終わりかけの店内独り占め、エンドレスでスピーカーフォンから流れ続けるのはクレジットカードリボ払い変更手続きの手順につきまして。女性用デザート付きセットを平らげた頃、サフランライスを出すのを忘れていたとのことでおまけカレー皿と一緒にやってくる。

日も暮れて外は雨。草いきれのように霧。命の名残のような、はじまりのような。

画像1


いいなと思ったら応援しよう!