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IZAIZU「最終日 爪木崎の水仙まつりへ」

日曜日。都内での仕事を終え、深夜に伊豆高原へトンボ帰りました。ところが、IZAIZUシェアハウス・八幡野キャンプの鍵を忘れてきてしまい(初めて)まさかの車中泊!朝方に滞在中の旅人さんに鍵を開けてもらい、マイクロアートワーケーション最終日の準備。整いました。

前回の記事はこちら↓

今日はマイクロアートワーケーションのプログラムとは別で滞在中の北海道からやって来た書道家・品川恵子さんも一緒に旅をする事になりました。旅人・新造真人さんが滞在しているJ GARDENにお迎えに行きます。

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城ヶ崎にあるJ GARDENは、オーナーの石井良彦さんが30年かけて全て作りあげたのです。大室山の溶岩と南国の植物とロートアイアンが印象的で新造真人さんに限らず、多くの人に体感してもらいたい唯一無二のおすすめスポットです。

旅人・新造真人さんと合流してイザ!出発!今回の旅は伊東市内をじっくりと味わっていただいたのですが、最終日はいよいよ伊東市を抜け出し南下します。途中、熱川に寄り道。熱川は伊豆半島の中でも屈指の豊富な湯量を誇り、温泉櫓から立ち昇る湯気が街を包みます。

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まるっと一日一緒に過ごしたプログラム4日目に、新造さんが熱望?していた熱川バナナワニ園。何が彼をそんなに駆り立てるのかと思っていたのですが、アーティスト仲間のイエローさんへのプレゼントだと教えてくれました。お土産コーナーに立ち寄ります。

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伊豆半島を南下します。今日は晴天に恵まれ、風もなく海も穏やか。海に浮かぶ伊豆諸島がよく見えます。30分ほど走ると美しい白砂のビーチが見えて来ました。日本でも有数のきれいな海水浴場・伊豆白浜です。立ち寄ることになりました。

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波乗りを楽しんでるサーファーがいます。あれ、新造さん?気づくと靴を脱ぎだし、エメラルドグリーンの透き通る海に吸い込まれていきました。たまに来る大波を被ってもお構いなし。深みに歩き出し夢中で撮影をしていました。

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物質世界では決して満たされることがない幸福はここにあります。私たちはどこからやって来て、どこへ行くのか知っています。大切なものは目で見るのではなく、心で見ています。地球の恩恵に授かると、自然と笑顔になり心が豊かになるのを実感します。

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今回の旅の目的地・爪木崎にやって来ました。毎年、12月20日から始まる水仙まつり。今日はまつり初日なので3分咲きでしたが、ピーク時には300万本の白い水仙が岬に咲くそうです。それでも群生地の中へ入ると、もうすでに甘い香りがしていました。青い空と、朱色のお花を付けたアロエと、エメラルドグリーンの海が相まって冬であることを忘れてしまいそう。

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突然火がついたように書道家・品川恵子さんが遊歩道を外れ海沿いを歩いていきました。品川隊長の背を追って私たちもついて行きます。

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目的地はしゃがまないと通れない洞の穴を抜けて行くようです。

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爪木崎でみられる、俵磯(たわらいそ)と呼ばれる柱状節理(ちゅうじょうせつり)。柱状節理とは、マグマや溶岩が冷え固まるときにできたもので、六角柱状の割れ目が特長です。伊豆半島ならではの景観といえますね。IZAIZU八幡野キャンプから徒歩圏内の大淀小淀でも柱状節理を見ることができます。

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目の前の崖から崩れたと思われる大きな岩。人が入らないとその巨大な姿は写真では伝わりませんね。「流木で表現したい」大小様々な流木を拾い集めました。

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品川恵子さんと新造真人さん。表現者であるお二人で話す機会も自然と多くなり嬉しい限りです。伊豆半島を通じて着想された作品が生まれそうな予感。

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帰り道、片瀬白田のふるさとで食事をする事になりました。初日は伊東市のご当地グルメ・納豆チャーハンを食べたからです。最終日は稲取のご当地グルメ・肉チャーハンでこの旅を締めくくります。

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帰りの道中、新造さんが「これから虎ノ門へ行くので、拾った流木をIZAIZUに置かせていただけますか?」という事はまた来ると言うこと!?もちろんです!再会する事が決定しました。次の旅人・おきなお子さんがやって来る3月に再合流するのも良いな〜と。次回の旅の計画がより立体的になりそうです。

旅する → 出会う → 魅力発見

アーティストが旅人となり、静岡県内各地で一週間のワーケーションを行うプロジェクト。旅人と地域の橋渡しがホストの与えられたお役目でしたが、「魅力発見」の先にある次のステージも見えて来ました。新造真人さんのプログラムはこれで完了しましたが、私たちのマイクロアートワーケーションはまだ続きそうです。





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