カトウマキ「見えるもの見えないもの」(5日目)
今日はクリスマスイブ。昨日、Hyggeの吉田さんからイブの日に高草山でツリーのイルミネーションがあると教えていただく。そして、そのイルミネーションは高草山あたりに住んでいる地元の方がやっているという。その設置を見てみたい冬木さんと私は、吉田さんに地元の方と繋げていただき、午前中はイルミネーションの設置の見学をさせてもらうことになった。高草山の笛吹段公園の少し上のあたりまで上がると、30代〜70代くらいの主に男性が15人くらい集まっている。(女性1人)挨拶をさせていただき、少し説明いただく。聞けばもう30年近く、毎年行われているらしい。そして、クレーンを使い、高さ35mくらいからイルミネーションをするという。樹木などに飾るのではなく、紐でツリーを作り(平面的)、そこに電飾をつける感じ。少しするとクレーンが登場。
クレーンの長さだけでは足りず、クレーンの先に10m以上ありそうな木と竹を追加する。
そのあと、すでに組み立てられているてっぺんの星に電気コードを繋げていく。私も電気のソケットを配ったりつける作業を手伝う。この作業中、冗談言ったりして、みんなとにかく楽しそう。まるでお祭りの準備のようだ。たまに休憩を始める方がいたり、間違ってしまっても、誰も責めない。良い意味で「ゆるさ」があるのであろう。30年近く続く理由が、ここにもありそう。「ゆるさ」って大事。私の絵も、「余白」をとても大事にしているが、この余白につながるものがある。そして、このコミュニティの人数もちょうどいいのだろうか。昨日吉田さんが言っていた、焼津市の大きさがちょうどいいというあの言葉。この高草山あたりの地元の人たちに合った、ちょうどいい規模なのかもしれない。とはいえ、やはり優しさや思いやりみたいなものを持っている方達なのだろうなと感じた。今夜から皆さんは打ち上げの模様。
午後は、高橋さんから教えていただいていたお蕎麦屋さんへ冬木さんと向かう。お蕎麦はとても美味しい!そして麹納豆が効いていて、豆好きにはたまらない味であった。食後に店主やお客さんとお話しをする。その話から、自分がこれまで経験したことなんてちっぽけだなと思った。世界はまだまだ広い。
そば屋 案山棒にて。
その後、午前中につけたイルミネーションを見に行く。思いの外、かわいく、正直言うと小さかった。35mも高さがあったとは思えない。でも、スノードームのように可愛らしさがめちゃくちゃあった。それは関わったせいもあるかもしれないが、あのイルミネーションに皆さんの愛が詰まってると思うと、なんとも言えない思いになる。
夜は、土肥さんからみんなの図書館さんかくに関わる方や商店街の方々との食事会に誘ってくださった。みなさん明るくて、とても仲が良い。とても楽しかった!のだが、疲れがピークに達して、先に帰らせていただいた。(皆さん、お先にごめんなさい…。)
(活動5日目となったせいか、疲れが溜まりました汗。文面途中から簡単な文章になり、ごめんなさい。ご了承ください。)
では、今日はこの辺りで!おやすみなさーい!
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