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天竜四季の森「龍山の宝を知る」

11月頃よりあれこれ準備してあっという間に冬を超えた。MAWも、あと2日。

オンラインオリエンテーションで「はじめまして」と、アーツカウンシルの方々と旅人さんと自己紹介をした時が懐かしいほどに、来られた旅人さんたちと過ごす時間は濃いもので 感動し、心に残る時間。
「また〇月に来ます」と言ってくれる・・見送る淋しさも次に会う時の楽しみに変わり、なんと嬉しいことか。
次来てくれたときはこんなことを・・とワクワク考えてしまう。

これまで来られた方々との龍山案内と違ったことは、旅人さんたちが、この滞在期間に「何がしたいか、何を求めているのか、何のために来られるのか」等を最初に細かく教えていただき、それに答えられる「何か」を揃えられるよう模索し準備したことだった。

町のさまざまな方に「こんな芸術家さんが来て、こんなことを希望されてて」とお願いし、スケジュールを組んでみた。実際にコーディネートする私たちも、旅人さんと一緒に これまで知らなかったお話を聞かせてもらったり、はじめての体験をしたり、、(旅人さん以上にはしゃぎ楽しんでしまった場面もあり。笑)

チェーンソーと木こり体験

その中であらためて、龍山町の皆さんのいろんな分野でのプロフェッショナルぶりを目の当たりにし、そのかっこよさに圧巻。この町には宝のような人がたくさんいることを実感した。この人たちのおかげで、旅人さんたちの滞在は美しい風景を見るだけではなく、ストーリーが伴うものになってのではないかと思う。
このMAWは、私たちにとってあらためて町の魅力である「人」を再認識し、活動に関わって頂くとても良い機会となった。

瀬尻ぶか凧保存会 会長 宮澤さんの凧部屋にて

また、想像していた以上に 来られる旅人さんが この町と向き合ってくれたことに驚いた。MAWは「必ずしも何かの成果物を制作するものではない」という前提だったが、来られた方々が真っ直ぐに 龍山の魅力と、課題にも向き合ってくれたことがとても嬉しく、旅人さんたちのその気持ちが町の人達にも伝わるよう、別途発表の場を作る予定。

そんな、MAW in 龍山のまとめとして、明日から数日間
今回龍山で旅人さんと、迎えてくれたこの町の宝(人)を紹介していきたいと思う。

瀬尻 寺尾集落からのぞむ天竜川


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