asamicro「あたし有名人なのよねin松崎町」(滞在2日目)
こんにちはダンサー・振付家のasamicro(アサミクロ)です。
さて、二日目は7時から自転車を走らせました。
私は自転車を乗るのがとても久しぶりでした。自分の住んでいるエリアでは交通機関のが便利だしあまりに乗らな過ぎて緊張しましたが、復活練習が松崎町でよかった。。。とても気持ちの良い景色の道で貸切でビュンビュン移動ができます。
さて目的は・・・・
田んぼをつかった花畑 です。
朝行ったら絶対に気持ち良さそうだと思っていたし、セッションしたい人たちがいたのだ。
本当に遠目から見ると、とてもリアルで人と間違えます。
しばらくずっとウロウロしていると、一人の女性が歩いていたので声をかけた。すると製作者の岩谷さんだった、しばらく色々質問をさせて頂いた。「本当は昨日のうちに来るはずだったけど、そんなに降らないと思ったら結構降ったわね」と人形さんたちを拭いて歩いて点検に来ていた。
雨が降る前にはカバーを被せるらしい。昨日が来れなかったようで。
結構なエリアに散りばめられているからさりげなく点検も大変そうだ。私はぐるっと回っていたか一応壊れたものは無さそうだと伝えつつ、
「岩谷さん、一緒に写真撮ってもらえませんか?」
と聞いたら、少し照れながら
「あたしちょっと有名人だからね、恥ずかしいわ」
そんな風に言って優しく断られた。でも本当は嫌ではなかった空気も感じた。岩谷さんはとてもおしゃれな方だった、品もある素敵女性だけど、どこか強かった。お洋服もご自分で作られているらしい。カッコよかった。
「2015年から田んぼにお花が少し減ってしまった時期があり寂しかったのでお人形をおいてみようと思った!」とこのプロジェクトの動機を話してくれました。毎年テーマに沿って2月くらいから制作を開始するそう。とても良く出来ている。今年はウクライナについてのお人形もあった“大きな声で歌いたい”というテーマの作品もあった。
最後に「松崎町観光協会の二階に歴代の作品の写真があるの」「私の家はこの辺よ、ウロウロしてたら会うわよ」そんな話を続けていて、嫌がられていないのがちゃんとわかった(^ー^)後ろ姿もすごくオーラのある女性でした。またね!滞在中に会えるかな?1
朝のお目当もう一つ!!
嗚呼、楽しい、嗚呼、嬉しい。
そしてお店の方々は元気があって夏のひまわりみたいな人たちばかりだった。私が買ったものは滞在中の朝ごはんに登場しますよ❤️
至福の一杯
自家焙煎珈琲の独楽さんへ。
とても丁寧に珈琲の説明やお店の歴史を話してくださいました。写真も投稿もOKだそうですが、あまりSNSできた人ばかりを受け入れたくは無いと、40年通い続けてくれているお客さんたちを大切にしたいとお話しされていました。かと言って私のようなものにもすごく丁寧に対応してくださいました。珈琲たてし としてしっかりと修行された店長さんは豆のこともお家での入れ方も教えてくださった。印象的だった言葉は
「飲みにくいのが珈琲ですから」
だから、お砂糖とかミルク入れる人もいれるでしょ?
飲みやすかったら珈琲じゃない。
私はこの言葉が好きだった。分かりにくいものを分かりやすくする必要性のあるものと、そうではないこと、優しくなくていいことって本当はもっとたくさんあって、その上に「自由」って生まれてくるんじゃないのかなっておセンチにも考えながら一杯を飲み、豆を買って帰った。自宅でいれる美味しい入れ方は内緒。
ドカン!!!
やばいでしょ?ずるいでしょ?
ここは絶対に来たかった。ケーキがジュエリーだった。本当に本当にめちゃくちゃ美味しかったです。迷ったけど、カシスがどうしても食べたかった。私は大好きな映画があるのですが、これが理由でカシスが好き。
私はバリバリにHIPHOPダンスをしていた頃もこの映画を見てやる気を出していましたよ。
そして自転車で移動!!!
今回私が松崎町を選んだ理由。。。
松崎町は桜葉の生産量が日本一です!
あんこが大好きな私にとって、桜餅で使用されている桜葉の生産量が日本一の場所だなんて、絶対見学したい!!とずっと持っていました。
嗚呼本当に楽しかった。
案内してくださった小泉さん。本当にお話が上手で、テレビ取材もいくつもこなしているから、なんだか一つ番組を見ているようだった。ことごとく出題された問題は不正解だった。
桜葉漬けの歴史や、使用しているオオシマザクラの特徴や塩の話、静岡県松崎町にしかない気候や環境のこと、そして国外への関わり。どれもずっと楽しい話だった。
結構な時間いたけれどあっという間だった。
最後に(笑)お互いの自己紹介をすると、小泉さんはとっても芸術好きでした。写真もやられるそうで、絵も好きでよく見に行くそうだ。とても可愛らしい笑顔でした。ダンサーですと話したら、あんたみたいな人はこの工場に来たのは初めてだと笑ってくれたのが嬉しかったです。
「いつか樽の前で踊らせてほしい」
そんなことを言ってバイバイした笑
嗚呼、桜餅が食べたい道明寺がたべたい。
さて、まだ夕方なんですよね、今。
でも7時から走り回ってすでにネタがいっぱいだから、いったんここで締めますわ。
美味しいって、心を動かして学ばせて、距離を超えて誰かに伝わり、自分に戻ってくる。それは私が踊りたい軸そのものだ。
asamicro
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